新学年になり、毎年この時期には3月に卒業した子ども達が、ピカピカの中学の制服を見せに小学校にやってきます。
ついでだろうけど、放課後教室にも顔を覗かせてくれます。
照れくさそうに、誇らしげに。
嬉しいひとときですね![]()
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これから楽しい事いっぱいあるといいね![]()
そういえば、高校生になる子も顔を見せに来てくれました。
めちゃめちゃやんちゃで手を焼いたA君。
キレやすく周りとすぐに衝突し、結局孤立ぎみ。そんな彼の将来を皆かなり心配していたのですが、高校進学の報告に来てくれました。
しっかりヤンキーにはなってはったけど…(^▽^;)
どんなに偏差値の高い有名高校に進学した子よりも、指導員一同嬉しかったぞ![]()
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で、『銀の匙』。
灘中学でスローリーディングの教材にもなった中勘助の…って。
ちゃうちゃう。
マンガの方の『銀の匙』
マンガ大賞を受賞し、今売り上げもめっちゃ伸びてる作品。
いきもの&学校モノの『動物のお医者さん』や『もやしもん』好きな私としてはまさに弩ストライク![]()
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しかも『ハガレン』の作者ときたもんだ![]()
話としては、偏差値重視の進学校で伸び悩んだ主人公が、寮があり親元や諸々からの逃げ場として選んだ農業高校を舞台に繰り広げられる、笑いあり涙ありの青春劇。
農業高校を…って設定は新鮮やけど、大筋はまぁどこにでもあるっちゃあるストーリー。
ただ、この作者は巧い。話作りはもちろんテンポも良く、ちょっとした笑いのセンスや迫力のある画にもついつい引き込まれてしまう。自身も農業高校出身ということもあり、『ハガレン』の時にも感じたその独特の死生観と臨場感は、ここからやったんかぁって納得しました。
3巻の“豚丼”の話は読んでて目頭が…どころか切なすぎてナケテモウタ。
久々に、正統派で若い子に薦めたい良質な青春マンガが出たなって感じです。
登場人物が皆“好い人”ばかりってのも、私的には![]()
(甘い
って言う人もいるかも知らんが…)
特に将来の夢や計画を明確に持っている同級生達を目の当たりにして一人ひそかに焦る主人公が、とても身近に感じてしまいましたね。
いるいるいる、こんな子(自分も含めて
)、あるあるある、こんなこと…みたいな。
3巻が出たので早速娘が買ってきたんだけど、前に並んでたビジネスマンのお兄さんも手に持ってはったそうな。
お兄さんも高校時代は“八軒君”みたいやったんかなぁ。。。
私ももっと若い時に読んでたら、人生感変わってたかも![]()
未来に向けて、若者 頑張れ~![]()
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3巻は特製銀のスプーンがオマケとして付いたバージョンもあり、ビジネスマンはフツーの本だけのを買ってたそうな。
我が家は当然オマケつき。
オマケって言うても、しっかりその分値段はUPやね~ん![]()
でも季節や期間限定、オマケにはめちゃめちゃ弱いんですのぉ
あひゃひゃ ヘ(゚∀゚*)ノ ヘ(゚∀゚*) ヘ(゚∀゚*)ノ ヘ(゚∀゚*)ノ
いるいるいる、こんなヒト(…え、私だけかい?) ヽ((◎д◎ ))ゝ

