『366日』の情報解禁から『もし徳』4回を鑑賞することになりました(^^;; | Capricious Bookshelf

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  8月22日、来年1月10日公開の映画『366日』の情報が特報映像と共に解禁されました。

 映画をやるらしいという噂は聞いていました。その時は、ドラマ化もされた『366日』らしいということと、上白石萌歌ちゃんが主演で、赤楚君はその相手役らしいという噂だったのですが。

 『366日』というのは間違いなかったのですが、主演は赤楚君で萌歌ちゃんはヒロインとのこと。

 そして流れ始めた特報映像には学生服姿の赤楚君がいました🫢

 2週間ほど前に映画館で漢な龍馬として観ていた赤楚君が今度は高校生です。その透明感に脳がバグりました💦

 三十歳ですよ、赤楚君。しかも、この映画の撮影直前の『Reリベンジ』では欲望渦巻く大病院の理事長を演じていたはずなのに、この透明感。

 昨年、『六人の嘘つきな大学生』で就活生を演じてから2週間で龍馬になった赤楚君を浜辺美波ちゃんが賞賛していましたが、「こういうことか!」と納得です。

 

 で。ですね。2週間ほど前に観た赤楚龍馬がぶっ飛んでしまいまして😅

 もし徳は3回目を最後にすると決めていたんです。

 それなのに、高校生の赤楚君で消されてしまった赤楚龍馬をもう一度補給したくなりまして。

 4回目を鑑賞して来ました。

 特にラストシーンの赤楚龍馬を目に焼き付けておきたかったんです。

 理沙に別れを告げ、そこから自分の信じる未来を見据えるように遠くを見る龍馬の澄んだ眼差しです。

 あの眼差しに龍馬の思い全てが込められている。その思いをもう一度受け止めたかった。

 『366日』の特報映像でイヤホンをとんとんしている柔らかい眼差しの湊(赤楚君の役名)とに脳内再生出来るようにしたかったんです。

 とりあえず、湊としての新しい映像が公開されるまでは持ち堪えられる……はずです💧

 

 さて。そういうわけで4回目のもし徳です。

 前回の3回目の鑑賞から2週間空いたとはいえ、4回目ともなるとかなり冷静に観られるだろうと思っていて、実際、かなり細部まで観ることが出来ました。

 さらに。時間が空いたことで、偉人たちの言葉ひとつひとつを真っ新な気持ちで受け止められた気がします。

 秀吉も結局は悪ではないんですよね。あの時代であれば秀吉の言っていることもやっていることも当たり前だったわけで。そう思って彼の話を聞いていると、龍馬や家康とはまた違った意味で刺さってくる感じがとても不思議でした。

 3回目までは、とにかく子憎たらしそうに演じられている竹中直人さんのお芝居に「さすがだな」と気を取られてしまっていた気がします。

 今回は秀吉の言葉が刺さった上に、龍馬の真っ直ぐさが刺さり、家康の長い演説がより深く心に沁み入るという感覚。

 原作には原作でしか書かれていないことがあって、明らかにそちらの方が深いお話になっています。

 それに対して、映画の方は余白があるといいますか、全てが語られていない分、そこは自分で考えなさいと言われているような、そんな印象です。

 家康や龍馬を含めた秀吉以外の偉人たちはそれが出来るはずだと信じたからこそ、最後に穏やかで清々しい表情を浮かべていたのだろうと改めて思いました。 

 

 と、色々なことを考えることが出来た4回目の鑑賞でしたが、最後はやはり赤楚龍馬のことを書いて締めたいと思います。

 1回目を鑑賞した際にはネタバレになるからと、書くことを避けた龍馬が欺いた味方について。

 秀吉を追い詰めるために龍馬たち偉人ジャーズで芝居を打つわけですが、理沙にだけはそのことを内緒にしています。

 これは正直者な理沙には知らせない方がいいだろうという、龍馬の判断なのですが、理沙から「なんで教えてくれなかったんですか?」と言われたときの龍馬の顔がまたいいんですよね。

 激動の時代を生き抜いた人間だからこその不敵さが滲み出ていて、してやったりという表情が見事なんです。

 これまでの赤楚君は騙されるか振り回されるかという役柄が多かったので、ここの表情がとても新鮮で、とにかく気に入っています。

 映画館でもし徳を観るのはこれが最後。さすがにもうないです。

 この後は六嘘の公開がありますが、366日の公開が先か、もし徳のBlu-ray発売が先か。

 もし徳のBlu-ray、年内に発売されないかなぁ。と期待している今日この頃です。