やっと、見ました。
昨年に放送された『ペンディングトレイン』の終電後トーク見たさにparaviに加入。
赤楚君のドラマデビュー作でもありますし、ずっと見たい見たいと思いつつも、なかなか思い切れなかった作品です。
思い切れなかった理由はただひとつ。神田沙也加ちゃんのお姿を見るのが辛かったから。
劇団☆新感線さんの『薔薇とサムライ』のBlu-rayも持っていて、それまでは何度も見返していたのですが、訃報を聞いて以来ずっと、手に取ることが出来ずにいました。
でも。そろそろ生前の元気なお姿を見て、素敵だなと思い出してもいいんじゃないかと思えるように。
今クールのドラマで追いかけるものがなかったこともあって、今しかない、と視聴することにしました。サーヤちゃん、可愛いし、歌も上手いし、とっても素敵でした。
ドラマは表参道にある高校の廃部寸前となって合唱部が舞台で、王道の学園青春もの、という感じ。
ヒロインが転校してきて、それぞれの悩みを解決しながら廃部寸前の部を立て直していき、その中に恋模様があったり、家族の問題があったり、というのが大まかなあらすじ。
私自身、中学・高校と合唱に力を入れているところに通っていて、自分が所属している吹奏楽部は日陰的な存在ということもあり、合唱に興味がなかったということもあって、放送当時に興味を持てませんでした。
さらに。このドラマが放送された時期の少し前に浦井健治さんを知ったばかりで、放送時にはミュージカルも3本くらいしか見ていなかったというタイミングで、川平慈英さんもと堀内敬子さんの凄さも、城田優君やサーヤちゃんのこともほぼ知らない頃。 当時からもっと知っていたらきっと、リアタイしていたと思うので、残念だったなぁと思います。
一方で、合唱部のメンバーだけでも、芳根京子ちゃん、志尊淳君、森川葵ちゃん、高杉真宙君、堀井新太君と、9年後の今、活躍している若手さんが5名も!
今のこのタイミングで見てみると、本当に豪華なメンバーが出演していて、ストーリーもちょっとウルっときたり、元気をもらえたり、ととても楽しい作品でした。
現実世界では「歌さえあれば仲直り」と簡単には行きませんが、今ってこういうドラマが減っている気がするので、とても新鮮な気持ちで楽しめました。
赤楚君は合唱部のメンバーではないので、ちょこちょこ映り込むことはあっても、ちゃんとしたセリフがあったのは10話中で1回だけでした。
それから9年後の今年、主役だった芳根京子ちゃんと恋人役に座長を務めることになるとは、感慨深いものがありますね。
春ドラマが始まる前にチェックできて良かったです。