東京マラソンが無事終わりました。
皆さん、走り終えた時のすがすがしい笑顔が素敵で、私も走りたくなりました。
運動全般が苦手で逆上がりもできない私ですが、健康のためにジョギングとストレッチを始めたのが○年前。近くにあるトリムコースを初めて走ったときは、体が重く、50mくらいで息切れするし、翌日はお尻と足首に筋肉痛が・・・ふだん、よほど使ってないことを実感しました。
それでも根気よく続けるうちに、少しずつ走れるようになり、市民マラソン大会にエントリーして3キロ、5キロ、10キロと参加距離を伸ばしていきました。青梅マラソンの10キロに参加したときは、沿道の方々のお祭りのような応援に、とてもリラックスできて楽しく走れました。
やがて20キロの大会にもいくつかエントリーし、いつかはフルマラソンを走りたいと思うようになりましたが、体力配分などは単純に20キロの2倍ではないので、私には無理だろうとあきらめていました。
そんなとき、友人がチャレンジ皇居マラソンの30キロを勧めてくれました。1周5キロの皇居外周を走る周回コースで、30キロと50キロのレースがあります。
その年は友人の応援で付いていき、大会が終わってから、皇居1周がどんなコースか走ってみました。翌年もまだ自信がなくて、友人の応援で行くつもりでしたが、前日になって急遽友人が行けなくなったとき「レースの後ろから走ってみたら?」と背中を押してくれたので走ってみたら・・・30キロ走れたのです。そして、その翌年からエントリーするようになりました。
私は産まれたとき、へその緒が複雑に足にからまり、右足が曲がっていたそうで、矯正のためのギブスをつけていたため、3歳くらいまでは抱っこされているか、座っている写真しかありません。ギブスが取れてからも、なかなか歩けず、やっと歩けるようになっても、ちょっとしたことでしょっちゅう転んでいたので、小学生くらいまでは生傷が絶えませんでした。
そんな私が今は普通に歩けて、速くはないけれど走れるというだけでも有難いと思っています。外見ではわかりませんが、僅かに短い右足に負担がかかるからか、右足が疲れやすいのですが、マラソンを途中棄権したり、遍路で歩けなくて宿を変更したことは一度もありません。
いつかはフルマラソンを走りたい。
挑戦する前に諦めないで、それに向けて練習をしたいと思います。