窓の向こうに
今朝、見つけたサイト「窓クラブ」
世界のまどプロジェクトを立ち上げてから、「窓」という言葉に敏感になって
いるので、ついつい目についてしまう。
YKKと日経新聞の企画のようで、実際の家の窓についての情報が沢山ある。
その窓の写真を眺めながら、私が一番気にしていた窓のことを思い出した。
それは、隣りのクーちゃんの窓。
一回り上の筋無力症のお姉ちゃんの部屋の窓だ。
(あー、こうして書いてても、もう泣けてくる)
二階の部屋を自分だけの部屋としてあてがわれてから、西向きの窓の向こうから
見えるクーちゃんの部屋の窓を折りあるごとに確かめて、手を降ったり、窓を
開けて話をしたりしていた。
小さい頃は、屋根伝いに歩いて、クーちゃんの部屋まで行ってたこともあった。
ある日、おじさんに見つかって、それ以来、屋根にはのぼらなくなったが、
いざとなったら、クーちゃんのとこに行けることを証明できたことは、密かに
誇りになっていた。
クーちゃんは私を見つけると、いつもおどけた顔をして、笑顔を見せてくれた。
彼女が亡くなって、もう10年以上も経つのだけど、そのひとつひとつのことを
思い出すと、今でも涙が溢れてくる。
その笑顔を作るってことが、彼女にとってどんなことだったのか。
亡くなる前、クーちゃんは、お見舞いに来られることも拒んでいた。
笑顔が作れないほど、弱っている自分を見せたくなかったのだろう。
その彼女の性格を今更ながら思い出して、あの窓から見せていた笑顔の意味を
私は改めて理解する。
今日は、私の誕生日だ。
もうクーちゃんが生きた人生の長さをとっくに越えてる。
クーちゃんが私に与えたインパクトと、彼女が教えてくれたこと、そして、彼女の
存在によって、どれだけ自分が支えられてきたかを考える時、自分が今までの人生
で、果たして、彼女と同じくらい、人のために何かが出来てきたのか、疑問が湧いて
くる。
高校を卒業して、故郷を離れて、日本中を自転車で放浪したり、メキシコに行ったり、
アメリカに結婚して来たり、まるで動かなければ死んでしまいそうなサメのように
動き回って来た。
そんな自分の誕生日に、クーちゃんの窓を、私はもう一度、確かめる。
クーちゃん、これでいいんだろうか?
このまま、生きてていいんだろうか?
クーちゃんが亡くなったと聞いた日から三日間、私はずっと泣きつづけて、その時
勤めていた花屋を初めて休んだ。その三日目に、聞こえたクーちゃんの声。
。。。。
故郷の人や自然には、ものすごい力がある。
この間、日本に帰って、私が一番実感したこと。
故郷は、すべての存在を受け入れてくれる。
原発事故の後、子供たちには、もう日本に帰れないよと言いながら、自分自身が実際
自分の故郷に足を踏み入れて「ここでなら死んでいい」と何の疑問も抱かずに思った。
父母の仏壇に手を合わす前に、その位牌を見て、自分に帰る場所があること、生まれて
きた場所があることを知り、号泣した。
故郷は、人の存在を許すけど、その罪もあらわにする。
両親の仏壇の前で、私は心を晒して、対話しながら、彼らに恥じない生き方をしたいと
心底思った。決して出来のいい娘ではないけれど、守ってくれている限り、出来ないこ
とはないと思えたのも、父母の生きた人生をずっと見て来ているからだと思う。
クーちゃんの窓は、もう彼女がいた時のような明るさは失ったけれど、今でも、私には
彼女の声が聞こえる。
決して弱さを見せなかったクーちゃんの優しさと強さを、彼女の家族以外で知ってるの
は自分だという自負を持つには、その優しさと強さを無駄にしないように生きていく責
任も持っていなければならない。
動けない彼女にとって、私は窓だったのかも知れない。
その窓の向こうにある世界の中で、今から出来ること。
今日、しっかり考えよう。
誕生日に、クーちゃんのこと、思い出せてよかった。
世界のまどプロジェクトを立ち上げてから、「窓」という言葉に敏感になって
いるので、ついつい目についてしまう。
YKKと日経新聞の企画のようで、実際の家の窓についての情報が沢山ある。
その窓の写真を眺めながら、私が一番気にしていた窓のことを思い出した。
それは、隣りのクーちゃんの窓。
一回り上の筋無力症のお姉ちゃんの部屋の窓だ。
(あー、こうして書いてても、もう泣けてくる)
二階の部屋を自分だけの部屋としてあてがわれてから、西向きの窓の向こうから
見えるクーちゃんの部屋の窓を折りあるごとに確かめて、手を降ったり、窓を
開けて話をしたりしていた。
小さい頃は、屋根伝いに歩いて、クーちゃんの部屋まで行ってたこともあった。
ある日、おじさんに見つかって、それ以来、屋根にはのぼらなくなったが、
いざとなったら、クーちゃんのとこに行けることを証明できたことは、密かに
誇りになっていた。
クーちゃんは私を見つけると、いつもおどけた顔をして、笑顔を見せてくれた。
彼女が亡くなって、もう10年以上も経つのだけど、そのひとつひとつのことを
思い出すと、今でも涙が溢れてくる。
その笑顔を作るってことが、彼女にとってどんなことだったのか。
亡くなる前、クーちゃんは、お見舞いに来られることも拒んでいた。
笑顔が作れないほど、弱っている自分を見せたくなかったのだろう。
その彼女の性格を今更ながら思い出して、あの窓から見せていた笑顔の意味を
私は改めて理解する。
今日は、私の誕生日だ。
もうクーちゃんが生きた人生の長さをとっくに越えてる。
クーちゃんが私に与えたインパクトと、彼女が教えてくれたこと、そして、彼女の
存在によって、どれだけ自分が支えられてきたかを考える時、自分が今までの人生
で、果たして、彼女と同じくらい、人のために何かが出来てきたのか、疑問が湧いて
くる。
高校を卒業して、故郷を離れて、日本中を自転車で放浪したり、メキシコに行ったり、
アメリカに結婚して来たり、まるで動かなければ死んでしまいそうなサメのように
動き回って来た。
そんな自分の誕生日に、クーちゃんの窓を、私はもう一度、確かめる。
クーちゃん、これでいいんだろうか?
このまま、生きてていいんだろうか?
クーちゃんが亡くなったと聞いた日から三日間、私はずっと泣きつづけて、その時
勤めていた花屋を初めて休んだ。その三日目に、聞こえたクーちゃんの声。
。。。。
故郷の人や自然には、ものすごい力がある。
この間、日本に帰って、私が一番実感したこと。
故郷は、すべての存在を受け入れてくれる。
原発事故の後、子供たちには、もう日本に帰れないよと言いながら、自分自身が実際
自分の故郷に足を踏み入れて「ここでなら死んでいい」と何の疑問も抱かずに思った。
父母の仏壇に手を合わす前に、その位牌を見て、自分に帰る場所があること、生まれて
きた場所があることを知り、号泣した。
故郷は、人の存在を許すけど、その罪もあらわにする。
両親の仏壇の前で、私は心を晒して、対話しながら、彼らに恥じない生き方をしたいと
心底思った。決して出来のいい娘ではないけれど、守ってくれている限り、出来ないこ
とはないと思えたのも、父母の生きた人生をずっと見て来ているからだと思う。
クーちゃんの窓は、もう彼女がいた時のような明るさは失ったけれど、今でも、私には
彼女の声が聞こえる。
決して弱さを見せなかったクーちゃんの優しさと強さを、彼女の家族以外で知ってるの
は自分だという自負を持つには、その優しさと強さを無駄にしないように生きていく責
任も持っていなければならない。
動けない彼女にとって、私は窓だったのかも知れない。
その窓の向こうにある世界の中で、今から出来ること。
今日、しっかり考えよう。
誕生日に、クーちゃんのこと、思い出せてよかった。
「これもゴジラへの道!」アトミックエイジのTwitter小説2
こうして想像することで、来るかもしれない最悪の事態への心構えをする。
ネガティブ?いや、これもサバイバル術のひとつだよ。
ゴジラは放射能であんな怪物として産まれたのだ。
放射能も原発もいやだけど、この事故の被害者になって、みすみす死んで行くのも
悔しいじゃないか。どうせなら、ゴジラ並みに、日本人の底力を見せてやろうじゃ
ないか!
「ダディー、どうしてゴジラは日本ばかりを攻めるの?」
「日本にはウルトラマンも、アトムも、忍者も侍もいるからさ」
「日本は大変だなぁ」
「心配ないさ、日本はゴジラが来ても、モスラが来ても、いつも戦って勝つ国なんだから」
以上、マンハッタンビーチのイタリアンマーケットでの、実際にあったお客の会話
#twinovel #mirai311 人々は地下に潜り始めた。すでに生身では地上には住めない。「太陽もしばらく見ることがないな」地下都市へのエレベーターに乗りながら、自治国大和の首相がつぶやく。10年をかけて建設された都市は地熱エネルギーで、残った2千万人の日本人の命を支える。
#twinovel #mirai311 「ラジメガネ」が発明されたのは、北半球全域が放射能で覆われてしまった20xx年のことだった。見えない放射能を可視化する眼鏡は爆発的に売れた!。。。が、結局、放射能から逃れられないとわかり、益々ドツボにはまってしまったのであった。残念な発明。
放射能族の日本でのなめられ方は尋常ではない。プルトくんも、セシウムくんも、これだけ無視されていて悔しくないのか!これじゃ、いじめじゃないか!完全に復讐できるから、みんな黙ってるだけだけど。#twinovel #mirai311
#twinovel #mirai311 20××年、放射能を浴びた日本民族の一部は、免疫力をつけていき、放射能に適応できるゴジラ人間になった。そのゴジラ人の多くが、最後まで原発を守ろうとした推進派の子孫だった。空洞化した日本にゴジラ帝国を建設、世界征服を企んでいる。。。
#twinovel #mirai311 彼らは自らを「TAIL (尻尾)」と呼んだ。トカゲ計画の中で尻尾と言えば、いつ切られてもいい場所だ。でも、切られても切られてもすぐに再生する。彼らは私利私欲を持つことを許されない。本名も明かさない。ただ戦うことだけが好きな民間公僕だ。
UNIと呼ばれる最小単位の経済圏を構成する移動民族となった日本人達は、世界各国のUNIのサポート自治区に受け入れられた。UNIは母の子宮。再生の準備。放射能から子供たちを守る城壁。未来への祈りと希望。「あなたに会える日まで」#twinovel #mirai311
ネガティブ?いや、これもサバイバル術のひとつだよ。
ゴジラは放射能であんな怪物として産まれたのだ。
放射能も原発もいやだけど、この事故の被害者になって、みすみす死んで行くのも
悔しいじゃないか。どうせなら、ゴジラ並みに、日本人の底力を見せてやろうじゃ
ないか!
「ダディー、どうしてゴジラは日本ばかりを攻めるの?」
「日本にはウルトラマンも、アトムも、忍者も侍もいるからさ」
「日本は大変だなぁ」
「心配ないさ、日本はゴジラが来ても、モスラが来ても、いつも戦って勝つ国なんだから」
以上、マンハッタンビーチのイタリアンマーケットでの、実際にあったお客の会話
#twinovel #mirai311 人々は地下に潜り始めた。すでに生身では地上には住めない。「太陽もしばらく見ることがないな」地下都市へのエレベーターに乗りながら、自治国大和の首相がつぶやく。10年をかけて建設された都市は地熱エネルギーで、残った2千万人の日本人の命を支える。
#twinovel #mirai311 「ラジメガネ」が発明されたのは、北半球全域が放射能で覆われてしまった20xx年のことだった。見えない放射能を可視化する眼鏡は爆発的に売れた!。。。が、結局、放射能から逃れられないとわかり、益々ドツボにはまってしまったのであった。残念な発明。
放射能族の日本でのなめられ方は尋常ではない。プルトくんも、セシウムくんも、これだけ無視されていて悔しくないのか!これじゃ、いじめじゃないか!完全に復讐できるから、みんな黙ってるだけだけど。#twinovel #mirai311
#twinovel #mirai311 20××年、放射能を浴びた日本民族の一部は、免疫力をつけていき、放射能に適応できるゴジラ人間になった。そのゴジラ人の多くが、最後まで原発を守ろうとした推進派の子孫だった。空洞化した日本にゴジラ帝国を建設、世界征服を企んでいる。。。
#twinovel #mirai311 彼らは自らを「TAIL (尻尾)」と呼んだ。トカゲ計画の中で尻尾と言えば、いつ切られてもいい場所だ。でも、切られても切られてもすぐに再生する。彼らは私利私欲を持つことを許されない。本名も明かさない。ただ戦うことだけが好きな民間公僕だ。
UNIと呼ばれる最小単位の経済圏を構成する移動民族となった日本人達は、世界各国のUNIのサポート自治区に受け入れられた。UNIは母の子宮。再生の準備。放射能から子供たちを守る城壁。未来への祈りと希望。「あなたに会える日まで」#twinovel #mirai311



