今日は、僕の好きな曲を紹介しようと思います。
なんか、音楽の好みがバチッと合う人に会った事がなくて…
ここで紹介した曲を全部「すごくいい!」って思う人がいたら、めちゃめちゃ意気投合できそうな気がします。
でも、そんな人に会った事がないから、実際どうかは分からない。笑
うるさい音楽が嫌いな人は、聴かないほうがいいかも…
ではでは。一曲目。
WIZO - Raum Der Zeit
ドイツのバンド。
この曲がずば抜けて好き。
ドイツ語の響きって、なんか固いというか、
角が立ってる感じがして、好きなんですよ。
ジャーマン・パンクってゆう言葉の響きも好き。
「ジャーマン」って付いてる言葉、だいたいカッコいいですよね。
ジャーマンポテトも。ジャーマンスープレックスも。
ジャパニーズ・パンクとか言っても、
なんか締まらない感じがある。
でも、ニューヨーク・パンクがあるワケだから、
国の名前じゃなくても良いのかも。
だったら、47都道府県の中では
広島パンク、茨城パンク、大阪パンクあたりが響き的には好きかも知れない。
次点で、栃木パンク。
逆に、響き的にカッコ悪いと思うのは…
そうだな。
奈良パンク。
爆笑。
奈良県民の皆様、ほんとにごめんなさい。
だってカッコ悪いんだもん。
大仏かよとか思ってしまう。
※個人的な偏見です。
それはさておき、歌詞の和訳を調べると、
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君は、世界中に散らばる億千万のケツの穴の、その中のたった一つに過ぎない
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って感じのことを言ってるらしい。
君に見下される筋合いはない。
誰だって蔑まれるものを持ってるし、
権力も名声も、いつひっくり返るか分からない、カラッポでクソの価値すらないものだ。
的な。
曲を聴いたイメージとピッタリな歌詞でした。
やっぱ良い曲は、言葉が分からなくても、
なんか言いたい事の雰囲気っていうのが伝わってくるもんなんだなぁと、しみじみ思います。
では。2曲目。
The Vandals - Oi to the World!
カリフォルニアのバンド。
The Vandalsの中でこれよりもさらに好きな曲はあるんだけど、
この動画はとにかく、人がドラム叩いてる動画の中で一番好き!!
この動画のJosh Freeseさんが、もうね。
本当にジャストフィットなやんちゃぶりなんですよ。
観ててこっちまで楽しくなっちゃうし、
めちゃめちゃカッコいい。
このドラムの方、なんかの記事で「調子乗り」(いい意味で)って書かれてたと思うんだけど、
The Vandalsの中では、ギターの方がさらに調子乗りだったりするんですね。
なんか、皆が調子に乗ってバカなこと出来る環境があるのって、いいですよね。
素敵です。
せっかくなので、同じバンドの一番好きな曲も…
The Vandals - It's a Fact
高校の時、友達に借りたオムニバスのCDに入ってて知った曲。
この曲が入ってるアルバム「The Quickening」は、
僕が一番好きなCDで、ずっと聴いてても全然飽きない。
最近はApple Musicで音楽聴くようになったんだけど、
コンポもラジカセも無い部屋に住んでる今も、
なぜかこのCDだけは大阪から持ってきてます。
そろそろ日本人いきましょう。
このアルバム「ヌンチャクラ」の一曲目。
ヌンチャク - めおとチック
高校の時にバンドを始めて、ボーカルだったんです。
当時は人から歌が上手いって言われたくて仕方なかった。
下手だったんだけれども。
だからこそ、余計に。
どうしたら上手くなれるかな?というよりも、
どうしたら上手いと思われるかな?という思いの方が強かった。
そんな中、友達にヌンチャクというバンドを薦められたんです。
TUTAYAで借りて聴いてみたら…
「なんじゃコリャーーー!!」
でしたね。
特に金切り声のクニの歌い方なんか。
間違いなく僕に、
「上手さじゃない」「何でもあり」
といった価値観を提示してくれたバンドです。
今聴いても唯一無二と思えてしまう、
ムカイとクニのツインボーカルの組み合わせ。
たぶんこの人たち、特にクニは、
昔は本当に不良だったと思うんですよ。
ライブ映像とか見てて、勝手にそう思ってる。
"不良=カッコいい" なんてゆう方程式は認めたくないんだけど、
不良って言っても、ルールに縛られず、素直に生きてるだけだとも思います。
だから本能の赴くままに悪いこともしちゃうけど、
善の部分に関しても、すごく素直で純粋なものを持ってたりする。
僕の友達にも不良はいたんだけど、すごく友情が濃いなぁって感じの人たちでした。
そして、友情のためなら後先考えずに行動するんです。
「恐い人だと思ってたけど、意外と良い人」
みたいなギャップ理論はクソくらえなんですが、
彼らの持つ向こう見ずな友情というものは、
素直に見習いたいカッコよさだと思ってます。
なんか友情の話になっちゃった。
次の曲。
クリトリック・リス - その時、俺は
まず、名前な。
本当にこの名前なんだけど、
なんかごめんなさい。笑
大阪でバンドやってる時に、
「カミングコウベ」というライブイベントを皆で観に行こう、って話になったんです。
でも休日出勤で行けなくて。
淋しいから、どんな人が出るのか出演者を調べて、動画だけでも色々観てたら、その中に居たのです。
クリトリック・リス。
その時に観た動画が、コレ。
もう、この人は「上手さじゃない」とかいう次元じゃない。
むしろ全面的に下手なのです。
自作で打ち込んだチープなオケも相まって、
純粋に、彼の面白い人生経験と人間性のみがキラキラと際立って見えてくる。
「お客さんを楽しませたい」というサービス精神において、僕はこの人にだけは全く勝てる気がしません。
すごいなと思う。
脱サラしてミュージシャンに転向。
普通、この歌唱力で、しかもソロで、
ミュージシャンに転職しようなんて思いませんよ?
本気でぶっ飛んでるな、と。
脱サラして役者に転向した自分にとっては、
尊敬している人生の先輩でもあるのです。
次。どんどん行きましょう。
N'夙川boys - 物語はちと?不安定
KING BROTHERSの二人(マーヤ、シンノスケ)とモデルのリンダの3人ユニット。
誰が何の楽器を使うかは、気分や曲によってマチマチ。
映画「モテキ」に出演しててこの曲も流れてたらしいんだけど…
長澤まさみが可愛い過ぎて記憶にない!笑
ワンカット長回しで演奏してるだけのPVなのに、見てて飽きない。
この3人の自由奔放に楽しんでる感がハンパないのです。
実はこのマーヤがしているパンダメイク、
僕も大阪でライブやる時は、もうひと回り小さい感じで同じようなメイクをしてたんです。
で、後から夙川boysの存在を知って、
「やべ。マーヤが先にやってるやん」
って思ったんだけど、あまり気にしてません。
バンドマンは普通このメイクすると思ってますから!!
そしてこの動画、途中のリンダの「わっかっれっがっあるぅ!」が、これまた可愛い過ぎて必見です。
次。
ガガガSP - 神戸駅
この曲は、あまり聴かないようにしてる。
なぜって…
聴いたら十中八九、泣いてしまうんです。
※今のところ100パーセント
今もこの記事書くために一回聴いたんだけど、
耐えられなかった…
もうやだ。
説明しない。
泣いちゃうから。
次ぃ!!!
THE BACKHORN - 幾千光年の孤独
この人たち、ビジュアルアーツ専門学校の先輩なんです。
学年的には、1コか2コくらい上かな。
あっちは東京校で、僕は大阪校だったんだけど。
ちょうど入学した頃、
「バックホーンがフジロックに出た!」って
学校をあげて大々的に騒がれてて。
当時は「東京のチャラチャラしたバンドなんか蹴落としたるで!」くらいな事を思ってました。
年に一回、東京、大阪、名古屋、福岡の4校の代表が集まってやるライブイベントがあったんだけど、
2年生の時、それに出演したんです。
そしたらバックホーンがゲストで呼ばれてて。
「またバックホーンかよ。チッ」
とか思いながらこの曲を聴いてたんだけど…
カッコいいんですよ、コレが。
今聴いても、やっぱりカッコいい。
参ったなぁ。
何回観てもカッコいい。
…
チッ
次。
なんかいっぱいあり過ぎるから、
次で最後にしようかな。
The Ting Tings - Great DJ
イギリスのポップ・デュオ。
この人たちも、楽器を取っ替え引っ換え演奏する。
至ってシンプルなのに、遊び心をふんだんに感じます。
基本的には、シンプルで簡単な曲が好きです。
というより、あまり演奏の難しい曲は、
テクニックをひけらかしているように聴こえてきて嫌いなのかも知れない。
あと、予定調和なキメとか、無駄なシンコペとか。
嫌い。
素直じゃないから、穿った見方をしてしまうのです。
でも本当に、テクニックに溺れず、
音楽を純粋に楽しんでるなと感じるものは、好きです。
自己満なんだけど、ナルシストじゃない、みたいな。
またボヤッとした発言をしてしまった…
今日はこの辺で。
もし全部聴いてくれた人がいたなら、なんか嬉しいです。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!!