もうすぐ顔を見ておめでとうが言えるんだ ―― 失恋ショコラティエ #05 | 松本潤を言葉で     〈 嵐 〉

サエコ
「ケーキだけじゃなくて私のことも食べてくれる?」

爽太
「え?いいの?!」

この後の現実への切り替えが好き(笑)

てっきり冒頭みたいな妄想萌え萌えしてるのかと思いきや「ねーな」って顔で絶望してる。

それにしてもサエコはお金持ちだな。

大量に購入。

私のこの間のサロン・デュ・ショコラでの悩みようはなんだったんだ。


サエコ
「じゃあね。」
爽太
「うん。またね。」


ここの表情たまらない。

異変に気付いてはいるけどわからない。敏感なようで鈍感な顔。


えれな宅のチェアーで足ぽんぽんはねあげ。

「よかったね」とえれなに言われて「うん」の顔が最強に可愛い。

松本潤はこの自分の口角の上がり具合の可愛さを知ってるのか。


「なんじゃそりゃ」からのキス。

キス前にこんな台詞があったドラマ、松本潤でこれまでにあったっけ(笑)




「重いわ」「キモイわ」

相変わらず薫子さんGJです。

大好きだ。



「普通の主婦の正しい姿」とか言われてもな。

ドがつくほどムカつくあの旦那。化粧や服は男の気を引くためだけとか思うタイプだな。
家庭ってものに諦め一番のマイナス思考の母親。
あんなにbitchだと思ってたサエコへの同情が高まってくる。

かといって外に出て働くという言葉でしか対抗できないところも、実際にはしないし諦めてるところも嫌だけど。





パリ帰りの爽太。

ここの飾り棚越しの爽太がすごい。

これだけで薫子が惚れちゃうのわかるもん。

薫子
『ずっと前から見てたのに 見出せなかった』

この台詞がはっきりずっしりわかる。

爽太が男になったのが画として伝わる(そういう意味じゃないぞ)。

説得力がある。



好きな人の前で怒鳴りつけられたえれなが切ない。

これはもうたまらないな。

その後爽太のチョコを食べて、うまくいかない気持ちを共有できないと打ちのめされるのも。

えれなの気持ちがこんなに響いた回はなかった。


「おはよ」って間抜けな顔、「しかも寒いよ!」って声。

ああ、このふたり可愛いなあとしみじみ思う。

周りにいたら心の底から応援する。

でもなぜか「ドラマ」のメインにはならない気がする。

このドラマでの位置のせいなのかな?

盛大なくしゃみ


でもいいや もうすぐ 顔を見て おめでとうが言えるんだ

この声でぐっと涙がこみ上げる。

回によってスタッフの入れ替わりがあるようですが、ここのみならずこの方の暗転の使い方がうまいと思う。


通して見て二度目、バースデイケーキをとりに来た旦那さんを見てる爽太で思わず涙
上の台詞をじっくりかみしめてからだからかもしれない。

泣いてるわけじゃないのに、目からぽろっと涙が落ちてきそうに見えた。

たくさんの妄想と、セフレの存在と、薫子への鈍感と、ピュア一辺倒には見えない状況で爽太の恋が胸に迫る。

気持ちが持ってかれる。


 これが現実だ きっと神様が教えてくれたんだ

サエコさん お誕生日おめでとう

明日も 淡々と働こう


作り笑いの表情。

伏せた目。

松本潤は目がいいとよく言われてるけど、実は伏せた目もいい。

空気が冷える、気持ちが凍る、すーっとひいてく感覚が伝わる。


「セフレに会いに行く」

そうなんだけどそうじゃない台詞。

爽太は傍にいなきゃいけないと思うよね。

もしあそこでえれなを放置してたらgive and takeじゃないのか!って思うもん。

落ち込んでるえれなを訪ねてきた爽太が「わかるよ」と自分の例を話し出した時すら、私はちょっとドキドキしたもん(深夜にDlifeでSATCの放送が始まって、キャリーの顔見てたらどうも「○秒であたしの話からあんたの話にすり替わった!」って怒られる話を思い出してたのです(笑))。このまま自分の話に突入しちゃうんじゃないかと。ちゃんとそこでストップして、えれなに話が戻ってよかった。



でも何も知らない薫子にしてみたらせいぜい愚痴をきく程度のものに見えただろう。

薫子の放つ言葉がキツくて、心地いい。

状況は悪化してるのに変だけど、切れ味がいい。

そして確実に言い過ぎた。

しかも爽太がそう見えてて ―― いや、言われても不思議はなくて、でもそうじゃないんだ感もあって、双方のどうしようもなさが辛い。


薫子の、ステージに上がらずに公平な同僚でいるスタンスもズルい。

視聴者は薫子の気持ちを知ってるから同情してしまう状況がズルい。

これでこのふたりが結ばれるストーリーだったんなら、このシチュエーションはツボだ。




でもえれなと薫子を比べちゃダメだ。

えれなは爽太の内側じゃないか。

片思いの感情を共有して癒して癒されて気持ちがいい存在。

気持ちがよくなるための存在。

そりゃあいい子でしかないよ。

薫子は外側から、爽太を心配して気を遣って手伝ってる第三者なんだから。

そこに比較を持ち込むのは「薫子さんは自分を心地よくはさせてくれない」と言ってるようなものだ。

爽太
「薫子さんはなんでいつも悪口ばっかなの」

この台詞キツイ。もう相当キツイ。トラウマレベル。

薫子
「別に爽太くんに女として好かれたいとか欠片も思ってませんのでね。断固お断りだし」

爽太
「俺も別に薫子さんのことそんな風に見てないから。心配しないで」

薫子の表情。

爽太、この薫子に何も感じないんなら女と付き合っちゃダメだ。

ていうかその売り言葉に買い言葉がダメだ。

サエコの旦那みたいな女性蔑視発言はなくても、同レベルの無神経っぷりで傷つける。



えれながそれどころじゃないことはわかってる。

でも言ってやってほしい。

爽太くん、誰でもあたしみたいなことは言うの。

お店の人綺麗ねー、妹さん可愛いねーって。

単純にそう思うからって子もいるし、人間関係の潤滑油程度に言う子もいる。

人の悪口言う女じゃないよっていう自己演出で言う子もいる。

そこには性格の良さとか関係ないの。

それを引き合いに出して誰々はどういう人って決めるの、意味なくない?

とかね。

こんなの考えてる私も相当だ(笑)。

でも薫子のスタンスは違う。

私情が入ってるにしろ、憤るまでに爽太のことを真剣に見ている人。

ましてや爽太とえれなは片思いから楽になるために近付いた。

そうじゃない薫子の言葉が辛辣なのは自然なことじゃないのかなと思う。

爽太には一番ではない、「正しさ」だけど。


爽太
「うん。わかってる。でもごめんね、えれなが」

薫子
「全然わかってないじゃん」


ここの台詞が爽太のあちこちにあるような気がする。

わかってるって言ってるけど本当にそうかなって。



 それでも愚かな二人が一生懸命考えてこんな風になったんだ

本当だよ

こういうところ。

いい台詞なんですよね。

嘘じゃない。爽太とえれなは一生懸命だしその姿が可愛い。

好きな人とでなくても触れ合いたい気持ち、癒し合って持ち堪えてる様子は非難したくなくなる。

でも基本みんなそうじゃない。

触れ合うあたたかさなしでも想い続けてる。

ふたりは楽になる方を選んだんだ。

それを知ってるから、とても綺麗で本当に嘘がなくて、ピュアって言葉を使いたくなるようなこのふたりだけど、「もういっそ爽太とえれなでいいじゃないか」と的外れな提案をしたくなってしまう。

たとえ結果的にそうなろうとも、今言ってもしょうがないことなのに。

えれな
「片思いって孤独でしょ。爽太くんとだったらそういう気持ちも共有できる気がしたの。寂しくないなって思ったの。」

だったら片思い中なんて言っちゃダメだ。

そこ、片思いの肝だから。


月曜にうわーって書き出して火曜にまとめてってペースできてたのですが、今回はもうどうしようかと思いました。

思うところがありすぎる。

何を書いても違う気がする。

放送の終わったところだけ原作を読むってことを繰り返してますが、「正しい恋」の件にうんうんと頷いてしまいます。

ドラマでの「正しさ」も、そこから外れることで爽太の覚悟が生まれるのか、開き直りが生まれるのか。


早く次が見たい!