徳島で「道」な活動をしてます(ました?過去形)
学生服のヤマダと申します。
よしなにお願いいたします。
最近はほとんど活動しておりませんので
昔のネタからで失礼いたします。
遠い土地まで赴いて探索してますと
皆さまもよく
「あ~っ、こんな場所にも旨味しい物件あったのに~」と
帰ってから嘆き悲しむ体験ってございません?
今回はその最たる体験のレポをひとつ。
(回想モード)
それは7月の夕暮れ差し迫った4時頃。
四国のとある廃隧道を探し求めていた時のお話です。
(場所は他の方の所でアップしてますので割愛させてもらいますね)
どんな箇所かと言いますと
こんな景色の見える

この先だて
他の方との合同調査で
それと思しき箇所を探索しに来たのですが
その日は成果が得られず
そのリベンジにはるばるやって参った次第であります。
本来ならもう少し早めに現地に到着出来ていたハズなのに
不運にも「1時間通行止め10分解除」の道路工事に
ギリギリでひっかかってしまいほぼ1時間のロスで到着。
それだけでもかなり焦る自分。
じっくりと探す余裕がなかったので
今回は強引に稜線越えをして反対側からの捜索を決行したのでありました。
稜線まで行くと
「お♪下の方にははっきりと道筋が見てとれる」
ラッキーと思ったのもつかの間・・・。
稜線からの下り斜面には伐採で出た杉の枯れ枝がびっしりと放棄。
こんな感じに↓

細い枝が腰の高さまであるというのは、足の踏み場がなく
歩きにくいのなんのって。
(見事に足を踏み外して仕事着のズボンが・・・)
やっとの思いで、その道筋まで辿りついたのがこの写真。

なかなかいい感じの道でしょう?
こんな道がつづら折りになって谷の方に下っていってます。
こんな立派な道なら、もし隧道があったとしたら
さぞかし立派な隧道だっただろうな・・・。
よし、進むべきは上り方向。
稜線には峠を越える道筋は見当たらなかったから
この先道が続くのなら、絶対に穴があるハズだ!
と進んだ先がこの写真

ガーン!
み・・・、見事に埋もれちゅうし・・・(土佐弁)
いやしかし、まだわからんし。
ちゃんと最後まで見届けねば。
あ、そうそう切り掘りにも結構立派な石垣が組まれてるんですよ。
こんな感じのね↑
さぁ、それじゃ肝心の坑口を確認といきますか。
(この時のドキドキはきっと、みなさんも同じハズ^^)
細かいガレを上りきると・・・

あ、開いちゅうがよ・・・
やりましたよ、○○さんっ!(←合同調査にご一緒した方)
あれ?
確か「見逃した体験談」を語ってたんですよね?
はい、その悲劇はこの後訪れることとなるのです。
・・・
ロープなどなんら装備も持ってないヤマダは
この斜面を降りる勇気もなく
できる限り腕をのばし内部をパシャリ↓

すると
「あ、やべっ!電池が!」
この時点で充電サインが点灯し始め
慌てながらも、ぶれないようにじっくりと何枚か写真に収めていると
プッツリ・・・
ああ・・・とうとう電池切れ。
朝からいろいろ撮ってたから仕方ないか。
ちゃんと撮れてるやろか?
サムネイルすら見れないから分からないけれど
1枚目↑はちゃんと撮れとったのを確認したから
それでいいか・・・。
それよか、今は帰りの心配せねば。
その時点で5時過ぎ・・・。
どうやって帰るべ。
ちなみに5枚目の写真を見ると稜線の高さが分かるかと思いますが
先ほど言った小枝の枯れ枝が
奥の方までぎっしり折り重なってるのですよ。
しかもほぼ「逆茂木」状態で^^。
あれを越えにゃならんのですよ。
行きは降りるだけだったので勢いに任せてましたが
今度は登りながらあれを跨がないとならんのです。
勘弁してくれ~。
そういえば、最後の折り返しの場所からもう1本
細道がなだらかに続いていたっけ・・・
それを辿れば他に越える道筋が見出せるかもしれない。
よし、今はいたずらに体力を使わずにこっちを選択しよう。
と、最初はつらつら進んでいったのですが
だんだん深い林の中に迷い込み
とうとう急な斜面で身細りする始末・・・。
しかもぜんぜん越える気配ないし!
ハイ、体力を惜しんで
いたずらに時間を使ってしまっただけでした・・・ダメじゃん!
げ!辺りはだんだん暗くなってくし
やっぱ登って越えるっきゃないのね・・・とほほ。
一気に真上に登ろうとするから大変なんです。
だいぶ手前から斜めに登れば・・・
比較的つたいやすい枝を選んだり
杉の幹につかまってよじ登ったり・・・と
なんとか稜線らしき所へ辿りつく事ができました。
あ~、後は下るのみだ~。
ってな感じで車に辿りついた時は
もうどっぷり日が沈んだ後。
他の所でも何度か間違えて山越えしてしまってますヤマダですが
今回のは精神的な意味で堪えましたわ。
よかったぁ。遭難せんで・・・。
破れたズボンをはたいてきれいにして
車に乗り込み下界まで下って一安心。
途中寄ったコンビニで○○さんに
「ありましたぜ、兄貴」のご報告のメールを。
「あ、そいえばデジカメ見れるやろか?」と思い出し
電源入れてみたら、ちょっとは回復するんですよね。
なんとか閲覧くらいはできそうな感じ。
頼むからちゃんと撮れてて下さいよ~。
と、振り返りながら見ていると・・・。
ん?
最後の方の写真に変な白っぽい影が・・・。
あれ?隧道の中になんか反射するものがあったんかいな?
なんじゃろな?と写真を拡大すると・・・
!!

げげっ!
何これ?
反射してるんじゃなくて
これって外の光?!
し、しかもしっかり向こうは
きっちり口、開けてるし~!!
・・・。
じゃ、じゃぁ、あの戦慄の時間って一体・・・
コンビニの駐車場で一人燃え尽きて
白い灰になってしまってました・・・とさ。
というお話でした。
(なお、この話は表現こそ大袈裟に書いてるやもしれませんが
フィクションではありません。ホンマ卒倒しそうでした)
世にも恐ろしげはデジカメの電池かな・・・
その後のヤマダのリュックの中には
絶えず予備の電池(単三のね)が入ってたそうな。
皆さまも探索の際には充電にはお気を付けて~。
(写真:合同調査の方より)




