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CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ



10.21


櫻井信幸県議が茨城県議会にて「動物指導センターの施設改善」に関して質問してくださいました。


櫻井信幸県議は最近オープンした広島県動物愛護センターを査察され、県民に開かれた、見事な教育啓発センターとなっていることを、訪問者数の増加をあげながら、説明されています。





櫻井信幸県議は、広島県動物指導センターも見学されたそうです。こちらは茨城県動物指導センターと同様に、老朽化した劣悪な環境だったようです。



皆様、茨城県には1979年に作られた、築46年の動物指導センターしかありません。






数値規制があるというのに。

一頭あたりのスペース。

ひとりあたりの飼育頭数の上限。


行政の施設は違法状態でも野放しでよいのですか?










櫻井信幸県議は、茨城県動物指導センターも何度も査察され、床は湿気で濡れ、蒸し暑く、犬も猫も労働者も苦しんでいる、と発言されます。





上の中継動画をぜひご覧ください。


対する丸山部長の答弁をお聞きになってください。


茨城県は広島県と事情が違うから、今のままで良いそうです。


なぜなら、茨城県は、殺処分ゼロを5年前より実現しており、登録団体に全て引き取らせているから、と。


広島県は個人譲渡だが、茨城県はボランティア団体への譲渡だから、と。


民間丸投げ、民間酷使でよい、とする、この答弁を。


茨城県は、茨城県の力で、里親譲渡をすべきところを、一般人への譲渡はしない、と。


ボランティアも受け入れず、県民も受け入れず、どうやって啓発をするというのでしょうか。


民間は疲弊しています。


1匹あたり、1回だけの5,000円ではフード購入ですぐ消えます。


動物は譲渡まで、何年も民間ボランティアの手元に残るのです。


狭くなれば、殺処分リストを作って民間ボランティアに引き取らせて終わり、の茨城県。


殺処分ゼロをめざす条例の中身はコレです。


いかに殺処分ゼロをめざすかは、啓発と教育。


収容動物の譲渡と、負傷動物の治療。


その大切な仕事を、高給取りの行政獣医に、きちんとやっていただきたい、


この時代に、いまだ、茨城県は命に対してこのような姿勢です。




by鶴田真子美(おかめ)