★さつき(避妊手術済、フィラリア陽性)
■体重 16.90kg(2025.08.02)
■便検査、血液検査異常なし
■レントゲン
大腿骨に骨折した跡がありました。
骨頭(こっとう)の位置が、骨盤に対してずれているように見えます。
大腿骨骨折は自然治癒したものの、歩きにくさ、違和感はあるかと。
■年齢
フィラリア陽性ですが、心臓、肺動脈に大きな異常は見られず。
あばら骨の石灰化は見られず、歯も綺麗なので、年齢は5才前後では?ということでした。
シェルターに来る前は里山を放浪していたさつき。
人から餌をもらっていたこともあるようです。
優しい女の子です。
今回、大体骨骨折など身体のことが色々わかったので、
散歩も無理をさせないように、さつきのペースでお世話できたらと思います。
フィラリアも駆虫していきましょう。
少し時間がかかるかもしれませんが、
いつか里親会にも出られるように。

★ケンキ♂(フィラリア陽性)
2024.12.09 石岡市石川で保護
2025.12.26 センター引き出し
■体重
2024.12.20 12.00kg センターにて
2025.06.30 14.50kg
■血液検査
クレアニチン、血中尿素窒素、ALT/GPTが高値
血球計算検査は異常はなかったのですが、腎臓疾患あり。
心不全の為、肝臓がうっ血しているかもしれないとのことでした。
■フィラリア
強陽性
※ミクロフィラリはなし
■レントゲン
・喉の気管がつぶれている。ぺちゃんこ。
・胸の気管は逆に拡張しており、弁がベコベコ。
十分に息をすえていないことから、胃に空気が溜まっている状態→苦しいはず
・肺はもやもや→ミクロフィラリアが詰まっている可能性あり
■その他
・心雑音なし
・腰の辺りを押すと嫌がるので、腰痛あり。
・目ヤニは、病気ではなく、鼻涙管(びるいかん)閉塞の為ではないか?
普段はとても元気なケンキですが、
今回の診療で、身体のあちこちに問題があることがわかりました。
ボランティアさんからも目の届きやすい場所に部屋を移動して、
投薬をしながら様子見です。
喉を傷めないように、身体にフィットしたハーネスに交換しました。
食欲は良好です。
※腎臓療法食を食べています。

★妙(たえ)♀
■体重
2024年2月 17.00kg(悪性乳がん、摘出)
2025年10月 15.42kg
■血液検査(通常の他、甲状腺等)
特に異常なし
■レントゲン
肺の転移はない

■目
角膜が石灰化している
光は若干感じているようだが、ほとんど見えていない
痛みはない
目ヤニは、もしかしたら、歯が原因かもしれない?
■歯
歯周病酷い

■脇腹
左脇腹にしこりあり。
小さいが、すでに自壊がはじまり黒い液体が出ている
■今後
抗生剤を投薬し、様子を見ることになりました。
目ヤニ改善、しこりの自壊改善の効果があることを祈ります。
脇腹のしこりのところは毛刈りしました。
水をたくさん飲むのは、腎臓が悪いからかもしれないとのことでした

★ショーン♂
久しぶりの通院です。
フィラリは陰性になりました。
体重は31.20kg。
もう少し増えたかな?と、期待していたのですが。
先生曰く、シェパードは、太りすぎると、関節を悪くするので、
このくらいがちょうどよいということでした。
ずっと、高値だった、総白血球数も正常値に!
血液検査もどこも問題なしです。
いよいよ、去勢手術を行うことになりました。

★トロワ♂
■体重12.12kg
鎮静はかけず、カラーをつけて採血。
耳洗浄、足先チェックなど済ませることができました。
歯は綺麗です。ピカピカ。
右耳は正常。左耳は汚れがあったので、ひと月効く薬を入れました。
目のまわり、脱毛あり。
足の先の毛をカット。肉球内の毛もカット。
痒みがありそうなので、薬を塗りました。

痒みの原因は、アレルギーかもしれない。ということで、一週間ステロイド投薬(朝1錠、5mg)。
一週間後の様子を電話で病院に伝えます。
ステロイド投薬がスタートするため、血液検査を行いましたが、
特に異常なしでした。
ひと月後に、左耳に点耳するために再診となります
。
特に、食物アレルギーという診断が出たわけではないのですが、
試しに、原料:魚中心(鳥排除)のドライフードで様子を見たいと思います。

★しい♀
■体重
7/7 10.22kg
10/7 10.24kg
10/31 手術
11/19 10.22kg(抜糸)
■血液検査(10/7)
アルブミンが下がっている(2.7→2.4)
月末には手術を控えているのでしっかり栄養(タンパク質)をとるように
腎臓、血液等は問題なし
ALP(肝数値)やや高めだが、気にするほどではない
■後ろ足の付け根(鼠径部)が腫れている
乳腺、リンパ節の近く
7/7 1.7cm×1.3cm
10/7 2.9cm×2.6cm
三か月で、約2倍弱→このまま放置すると自壊
■レントゲン
肺の転移はない
(前脚)
曲がっているところ→過去に交通事故で骨折
→脱臼したまま固まっている。
→その為、反対側の足に負担がかかり、関節炎を起こしている。
とげ状になっているところもあり、痛みあり。
(後脚、背骨)
加齢による馬尾症候群あり。背骨に痛みあり。
★後足、前足、背骨、ともに痛みがあるため、長い散歩や坂道はNG。無理をさせないように。
■エコー
鼠径部のしこりを確認。血管を巻き込んでいるようなことはない。
■切除手術(10/31)
病理検査の結果は、
軟部組織肉腫(悪性)でした。
■今後
腫瘍はステージ3でしたが、取り切っており、術後に腫れたり浸潤液が溜まるこ
ともなく、傷は綺麗にふさがりました。
後ろ足の付け根にできたしこりだったので、
それがなくなったことで、歩きやすくなるとよいなと。
それから、軟部組織肉腫は、多臓器(肺等)の転移というより、
再発の場合は、同じ場所にできるそうです。
このまま、普段の生活を、ゆっくりしいちゃんのペースで。
できるだけストレスなく、楽しく、のんびり暮らしていけたらと思います。

★メロン♀(全盲、フィラリア強陽性)
■体重
7.50(2025.08.16)パルTNR
9.26(2025.09.26)しもだてAC
8.64(2025.11.28)しもだてAC
■血液検査
白血球の値が若干高い→フィラリア陽性が原因かもしれない
採血は、今回はすんなりさせてくれました。
■左腰のただれ
バリカンで毛をカットして皮膚を確認
特に炎症は起きていない
■眼について
水晶体脱臼を起こしている。
水晶体脱臼とは水晶体が本来の位置からずれてしまう病気です。
■検便
らせん菌(+)
■11/5(水)
メロンの右目が腫れているとのことで、
眼科の専門医がいる病院で急遽診てもらうことになりました。
角膜に傷がついていました。
11/21(金)再診時、まだ角膜の傷は治っていないようです。

■11/25(火)預かり宅へ
11月後半、ぐっと食欲がおちました。
21日夕方からは、3日間食事拒否、
歯茎も真っ白になってしまい、
コンテナは底冷えするので、預かりボラ宅へ移動しました。
ジャーキーを少し食べた以外は、自分から食べることはなく、ad缶を強制給餌。
嘔吐、下痢、断続的に止まらず
■11/28(金)採血とエコー。
念ながら、身体中にぼこぼこと無数の腫瘍がみつかりました。
特に膀胱近くは10cmとのこと。
びまん性のリンパ腫かもしれないのですが、
血液検査でもはっきりとはわかりませんでした。
腎臓の数値は正常、赤血球、白血球はふりきっていました。(高値)
病院からもどり、日向ぼっこ。
医療費のご寄付をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
by あんこ





