3月1日
ペット法塾 大阪シンポ、勉強会に今年も参加させていただきました。
足かけ15年、院内集会や秋の大阪シンポに毎回参加させていただいて参りました。
日本の北から南まで、現場で活動されるボランティアの皆様、そして動物たちのために行政に提言をし法改正のためにご尽力されてきた弁護士、獣医、記者、議員、学者・研究者の皆様。
今回も貴重な情報や考察を皆様と顔を合わせて共有
できました。
みんな頑張っておられるなあ、と嬉しく心強く。
みな、違いに顔を合わせ、歳をとりましたね、と。
みな、体調も思わしくないお年頃。
若い人がドンドン入って活動を続けてくれたら。
国会議員の串田誠一氏も発言されていたように、アニマルウェルフェアをいかに日本が導入するかは喫緊の課題となっています。
畜産動物のアニマルウェルフェアなら農水省、
実験動物のアニマルウェルフェアなら厚労省、
動物虐待防止、動物愛護法を管轄する環境省には頑張ってもらわねばなりませんが、
族議員、業界団体の力があまりに大きいために、農水省、厚労省などがアニマルウェルフェアを取り入れるには消極的であり省庁の壁はとてつもなく高い、とのこと。
環境省の力がなかなか発揮されないとご報告がありました。
動物は犬猫だけではありません。牛も豚もビーグルもイノシシも、法律に守られる動物です。
アニマルウェルフェアへの配慮は動物たちの苦しみや痛みを軽減するためだけではありません。国際経済で日本が弾き出されないためにも重要なのです。
消費者教育をせねば、と細川先生。
発言者のひとりに労基の所長さんで逮捕権もお持ちの地域猫サポーターさんがおられました。動物行政で働く職員が法律を守らないことを嘆かれていました。法律に基づかない調査を平気で行う。猫いじめのクレーマーの味方になり、何の権限できたか、自分が誰なのか、何のために来たのか言わない。センターに愛護と名がついても愛護はしない、解体してほしい、と。
動物を助けるためには動かない行政、警察。
猫いじめ。虐待。
未だに横行する暴力に、苦しめられる動物たち。
今回、CAPINから提案したのは以下の内容です
各都道府県・中核市に「被災ペット避難所兼動物愛護センター」開設を義務付ける法改正を!
シンポの結びに、吉田真澄先生が一枚の絵について話されました。
アシジのフランシス、鳥に説教するフランチェスコの絵です。
あれは、話しているのでなく餌やりをしているようにしか見えない、と吉田真澄先生はおっしゃいました。
命ある動物を慈しみ大切にする思いと
倫理感を持っていかねばならないと結ばれました。
在俗のフランシスカンが多い、日本の動物ボランティアたち。
あの絵は胸にいつもあります。
財務省デモの裏で、日本のタネを外資から守り国内生産者と食の安全を守る「ローカルフード法」が今国会での成立まであと一歩です!🌾政府が緊急時に農家に生産計画を出させ食の生産と流通に介入する「食料供給困難事態緊急対策法」が4月から施行。LF法を成立させるには全国にこの法律を知ってもらわな… pic.twitter.com/umTFpFJLWi
— 堤 未果🐈 (@TsutsumiMika) 2025年3月1日
どうすれば解決していけるのだろう。
教育、啓発。
国や行政の出番です。
小さな命を守るために、垣根を越えて。
ひとりではできないから。
クラウドファンディング、ラストスパート
by鶴田真子美(おかめ)