アル、入院 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

アル(センター名:まこと)
2023.03.02 小美玉市中延より

2024.12.26 キャピンで引き出し

 

 

■体重
13.00kg(2023.06.08)センターにて
13.20kg(2025.01.06)
10.82kg(2025.02.10)

■1/6の診断
フィラリア(+)
ミクロフィラリア(-)
ボルバキア治療は必用なし(すでにセンターで実施済)。

心雑音なし、肺高血圧症なし。
心臓や肺の状態は悪くないので、利尿剤はやめてもよいのでは。

BUN尿素窒素 34.1(9.2~29.2)高値だが、クレアニチンは正常値なので、
腎臓が悪いというわけではない。

■薬
ピモハート5mg×1錠=朝夕
アピナック6mg×1錠=朝
ホルモン剤=朝夕
※甲状腺ホルモンが低値のため

 

 

■本日の救急搬送について
散歩は普通に行くのですが、2/3の週くらいから、掴めないような、酷い水下痢をしているという報告が続ました。
食事量を加減しつつ消化器サポートにし、整腸剤など飲ませたところ、2/9(日)には形のある便に回復したのですが、2/5(水)からの嘔吐は治まらず、食事も残すようになってしまいました。
今朝は散歩にも行きたがりませんでした。

ボランティアさんから、アルは1月末にロニとトーマスの隣の部屋に移動したのですが、ロニ、トーマスがかなり吠えるので、ストレスではないか?という話しがありました。そこで、先週末にロニを移動させました(ロニ、ごめんね)。その後、トーマスも吠えなくなり、13番、14番コンテナはとても静かになったのですが……、アルの嘔吐は止まりませんでした。

今朝も室内に吐しゃ物が散乱していたので、朝イチで病院に連絡を入れ、急遽診てもらうことになりました。

 

 

昨日のアル君です。茶色いものは、便ではなくて、吐いたもの。

臭いはなく、茶色い粒が気になります。

ヨーコさんとも、なんだろう???と、話していました。

 

 

■2/10(本日)の診断
診察室に入り体重測定。
ひと月で約2.5キロ減っていました。

先に血液を採取して、診察を待っていたら、
粘りのある茶色いものを、ゴボッゴボッと、吐きました。
細かい粒のようなものが無数混じっています。
先生から、この粒は、血液が胃酸で固まったもので、
非常に良くない状態だという説明がありました。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腸閉塞、癌の疑いがあり。
レントゲン、エコーを行いました。

結果、癌のような腫瘍は見当たらない
胃の壁が厚くなっている
リパーゼ(膵酵素) >1000オーバー(0~160)

「膵(すい)炎」の可能性が濃厚。

BUN尿素窒素 111.5(9.2~292)高値 ※1月は34.1
クレアニチン 1.44(0.4~1.4)※1月は0.97
1月同様、尿素窒素は高値だが、クレアニチンは正常値に近いので、
嘔吐は、腎臓の疾患から来ているのではなく、

膵炎併発

胃潰瘍、十二指腸潰瘍

胃腸から出血

BUNの上昇

が、考えられるとのことです。

まず、吐き気を止めなければならず、点滴もしっかり行い、食事の調整なども非
常に繊細に対応しなければならないので、入院することになりました。
シェルターでお世話できるレベルまで回復したら、退院となりますが、
今は、病院でしっかり治療してもらい、元気なアル君にまた会えるように、
祈ることしかできません。

病院から連絡があり次第、また報告させていただきます。

 

 

byあんこさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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