5月16日(木)、シェルターで行われた 繁殖抑止の集団手術の朝、
捕獲器の中で赤ちゃん3匹を生んだお母さん猫。
シェルターのコンテナに母子で保護され、ボランティアさんたちがそっと見守る中、
ショックや緊張のあまりかお母さん猫が赤ちゃんを世話する様子が見られず、
飼育放棄をする可能性が高いとのことで、
5月18日(土)、飼育放棄の場合のミルクボラ兼務として、
緊急でママ猫と赤ちゃんセットで我が家にお預かりすることになりました。
我が家まで緊急搬送してくださったよっちゃん、
搬送前に授乳や排泄のお世話をしてくださったひささん、本当にありがとうございました。
ママは「桜子(さくらこ)」
一番小さい白ちゃんは「胡もも(こもも)」
中くらいの白黒ちゃんは「胡ま(ごま)」
一番大きいキジ白ちゃんは「きな胡(きなこ)」
きょうだいでコロコロ、ミニ猫だんご
シェルターでは赤ちゃんが授乳を求めても、離れたところで鳴いていても
寝床の中で固まっていた桜子ママですが、
我が家に到着して赤ちゃんの体重を測ってみるとしっかり100g前後あり、
シリンジでミルクを与えてみても赤ちゃんは「イラネ!」「早くママのところへ戻せ~」という感じ
排泄もこちらでやっても殆ど出ないので、これはお母さんがお世話してくれてると判断。
桜子さんも環境が変わり落ち着いて育児の心の余裕がでてきたのか、
子猫をさわられると「ウー」と怒るようになってきたこともあり、
人間は見守るスタンスで赤ちゃんにはこれ以上のお世話の手は出さず、
桜子さんへの栄養補給とサポートに徹することにしました。
桜子「見てるんじゃないわよ」
外に出がちな、胡ま&きなこ胡
まっ白で、どこにいるのかわかりにくい胡もも
ペット見守りカメラで盗み見していると、
桜子さんは熱心すぎるくらい献身的に赤ちゃんのお世話をしておりました
毛づくろいやトイレのお世話、休む間もないわ~
全く、この子はすぐ外で寝ちゃうんだから…巣に戻るわよ!
赤ちゃんもママが大好きで、ゴロゴロ言いながらみんなでくっついて、とても幸せそう…
またみんな外に出て…、
やっとみんな落ち着いたわ…ふ~
は~疲れたわ~…寝るか
お母さん、本当にお疲れ様です…
ママ猫の偉大さ、リスペクトです!!
赤ちゃんたちはママの愛情を一心に受けて、
お預かりから1週間で、大きい子で200gを超える順調な成長ぶりです。
今日、きな胡は目が開きました!
ほかの2匹も明日あさってにも開きそうです
これからも母子ともに健康に過ごしていけますよう、
子猫たちが順調に成長していけますよう、
応援頂けましたら嬉しいです。
3匹の授乳をしている桜子さんの食欲はすごいものがあり、
シェルターから頂いたa/d缶も子猫用(授乳母親兼用)ウエットも、
あっという間に完食しました。
これから、子猫たちも離乳の時期がやってきます。
桜子ファミリーのようなお母さん猫、赤ちゃん猫、子猫たちが他にもいるかと思います。
シェルターでも、高栄養を必要としている猫たちがいると思いますので、
もしよろしければ、温かいお気持ちをご支援頂けましたら幸いです
桜子ファミリーゲストハウスの女主人、エイミーからも「よろしくお願いします」
(byドラメイ)