2024、3/2、10時より第1シェルターで躾教室を開催、昨年卒ワンの迅(じん)君(旧つきと君)が参加しました。
ご近所の住宅解体の音やトラックの往来による環境の変化で興奮度が高まりこの機会を利用してご相談に見えました。
まずはトレーナーさんとお話をしながら、クレートで過ごす習慣を身につけ安心安全な場所と犬に納得してもらうのが改善の第一歩とトレーナーよりアドバイス。
話をしている時間は犬にとっては観察の時間、だんだん落ち着いてきたところで初めてリードが飼い主さんからトレーナーの手に移りました。その変化を迅君が受け入れるのをさらに待ってから用意したクレートを使って誘導する動作をトレーナーが見せてくれました。
持つリードの長さの具合、リードで導く方向、人は落ち着いて行動、などいろんな要素を組み合わせ犬が納得してクレートに入ることが大切。中で落ち着いてもらうこと、それを数回繰り返すうちに迅君も何も怖がることはないんだと理解していくのがわかります。
入るのも出るのも人の支持と誘導で動くこと。
その一連の動作ができたらすごくほめてもらえた!
は
迅君ものみこんで飼い主さんにちょっとドヤ顔まで見せるように!
これを地道に短い時間から家庭で練習していくのが大事。
気負わず少しずつ積み重ねていくのがコツです。
人のご飯の時間、お風呂に入っているときなどタイミングは様々。
練習は人も犬も集中力が持続するのは15分ぐらいなのであせらずに。
理解するようになれば時間の長さが問題ではなく、ここが安心安全の場所となっていくのです。
人のコマンドで出し入れをすることがポイントです。
おやつを投げ入れて釣られて入ったら入り口閉められた、しまった!閉じ込められたでは犬は勘違いの状況になってしまいます。
飼い主のコマンドでクレートから出たときこそが最高の褒めどきなのですね。
最後は飼い主さんに実践していただきご家庭で続けていただく感触を持ち帰っていただきました。
躾教室後半はシェルターわんこのカカオ君を見てもらいました。
つくばインターナショナルスクール生徒たちとの躾教室デモ犬候補のカカオ。
里親会にも出て日々成長中、お座りを指導してもらいました。
カカオにあったやり方をトレーナーさんは工夫され見事お座りができました。
お座りする時、集中している顔の変化を見逃さずうまく導いてくださる。
カカオの普通顔がかわいかった。