だれもが災害に備えるとき。自分、まわりのひと、動物たちを護るために。 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

災害発生時に、いかに自衛するか。

プラス、まわりの人を助けられるか。




◾️火災


地震火災の背後に電気。

逃げるときブレーカーを落としてください。





感電ブレーカー

https://kakaku.com/search_results/%8a%b4%90k%83u%83%8c%81%5b%83J%81%5b/



地震のあとの群発火災では、


消防車の数が足らなくなり、

消防車は来ないことを前提に、


初期消火は各自でできるような備えをしていかねばなりません。




消化器🧯はあるか?


油に水はNG!


濡らした布団やタオルをかぶせる。


風呂の水は溜めておくのがいい。

鍋やヤカンにも水。


火が天井に回ると遅い、逃げるしかない。



初期消火と同時に119番の通報を!

粉末系消火器は使用できる時間が短く、10秒から20秒ほど。そのため、しっかりと火に向けることが大切。



◾️津波



南海トラフの震源地は陸に近いので津波は地震直後に襲ってきます。時間をおいて到達した東日本大震災とは違います。


宮崎から四国の高知愛媛、名古屋、愛知県、紀伊半島、静岡の浜松、伊豆半島あたりは特に注意をお願い致します。


3分で11階の高さの津波が来ることを想定し、日頃から行動してください。


病院や学校、福祉施設はもちろん、家屋は津波の届かない高台に最初から移動させるのが肝心です。


南海トラフも首都直下も近いと言われています。



 

◾️国主導の避難所設営(衣食住医療)を! 

   

地球は生きています。



私たちも地球の一部であり、天災は避けられないものです。


日本は4つのプレートにのっかった島国です。日本語のツナミは国際語です。


それをふまえ、科学技術を駆使して、国や自治体には行政にしかできない人命救助(自衛隊、災害救助犬、医療チーム派遣、VMAT、海外からのレスキュー隊受入)、充分な備蓄(衣食住)を行政の責任で果たして頂きたいものです。


ペット同伴避難を可能にする場所の確保を。


避難所にペット同伴は禁止、などということをいつまで繰り返しているのか。死人も出たのに。


最初からペット同伴避難所をきめておけば済む話です。


これは、人権問題でもあります。





最悪の事態に備えて最大限に住民を護れるように。


助け合って、分け合い、生き延びていこうとする人々。自助、共助も大切ですが、まさかのときの公的サポートをしっかりと準備してこそ文明国です。


少子高齢化が進んだ町村部では資金も人材も足りません。自治体任せでは政策にバラツキが出ます。


天災に備え、自治体任せでなく(イタリアのように)国が主導して、備蓄、避難所設営を行う体制は取れないものでしょうか。しかも速やかに。


能登半島地震では体育館に避難された方たちが大変苦労され、簡易トイレも食べ物の備蓄も充分になく、昔と変わらない状況で、体育館の床に寝ておられます。

公的機関はすぐには機能せず、自助、共助に任せられているようでした。


13年前の東日本大震災から何も学ばなかったのではと思うほどです。


国民は何のために税金を払っているのかといえば、こうした災害発生時の窮地にこそ生き延びられるためです。他国に捧げるために支払っているのではない税金です。



◾️放射能災害


日本は地震列島であり災害大国です。しかも至る所に原発を建てています。


火山の噴火のあと火山灰が発生します。


富士山の火山灰は偏西風により東へ、神奈川や東京方面に流れます。(それで関東ローム層もできました。)


赤城山、榛名山も活火山です。その噴火も念頭に置かねばなりません。火山灰が原発に降り注ぐと、フィルターが詰まり事故を引き起こす恐れもあります。

蔵王が噴火すれば、火山灰は宮城の女川原発に。

桜島が噴火すれば四国の伊方原発に。

全国で原発事故は起こりえます。

放射能災害にも備えて動かねばなりません。

逃げると言っても、どこへ?


日本列島、原発だらけです。どこなら安全か。


風向きや線量により避難すべき方位も変わります。が、おそらく私たち住民には事故発生の事実は知らされません。福島で起きたように。


たとえ情報開示請求しても文書は黒塗り、書類不存在、抹殺、冤罪、、、隠蔽社会の日本では瞬時の情報公開はまず無理、何年か経過してやっと明るみになるくらい。大手メディア、記者クラブは真実を報道しないでしょう。東電の息のかかった病院は腫瘍と原発事故を無関係と診断し、被爆した市民は泣き寝入りです。


SNSが頼りですが、通信は災害発生から1分で止まります。LINEもスマホも繋がりません。




道路が寸断され、自衛隊も消防も来てくれないときに、いかに動くか。


いかに備えるか。


いかに自衛するか。



能登半島地震の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、1日も早い復興を祈り上げます。


by鶴田真子美(おかめ)