犬猫を家族に迎えるなら、ペットショップでなく、保護シェルターから迎えてくださいませんか。
まめ
もちこ
すみれ
人に慣れた飼いやすいワンちゃんネコちゃんがたくさんシェルターでお待ちしています。
茨城県動物指導センターには成犬だけで170頭となっています。
殺処分が再開されないよう、私たちも必死に、レスキューペアレント様たちと連携して、引き出しを続けています。
が、世話には毎日に人手と、飼養費医療費が半端なくかかります。
苦しい運営をサポートくださるご支援者の皆様も、フードを送るにも大変なご尽力をされています。
体力も気力も精一杯使い果たしながらの活動です。
一頭でも家族を決め減らしたいところです。
が、ペットショップの存在が、私たちを苦しめます。
犬猫が欲しい方はブランド小型犬を求めてペットショップに走るからです。
小さな幼い犬猫は、ショーウィンドウに入れられて、陳列されています。
噛みや怯えの問題行動も起こり、飼育放棄されればセンターや保健所に捨てられてしまいます。
日本犬保存会と秋田犬保存会の圧力により、柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬の6種の日本犬は8週齢規制を免れました。
古くから猟犬や番犬として活躍していた日本犬は、飼い主には忠実で、賢く勇敢で独立心がありますが、ほかの人や他犬に対しては攻撃性や噛みつきがあります。
子犬の頃からしつけておかないと大変なことになります。
和犬は洋犬と違って、もとの気質が激しく扱いが難しいのに、8週齢規制を逃れたために、さらに幼い時期から母兄妹から離され、噛んだら痛いよ、ここまではいいけれどこれ以上はだめだよ、という教育を母犬から受けるチャンスを逸してしまいます。
柴犬を飼い始めてから、噛みつきに悩み飼育放棄する飼い主さんは少なくありません。
公益社団法人である日本犬保存会の皆様は、咬傷事故を引き起こしがちな和犬を社会に安易に送り出すことに、自責の念は感じられないのでしょうか。
社会に対して、和犬のスペシャリストてしての責務を果たしておられないことに、強い不安を感じます。
柴犬純血種はむろん、柴犬ミックス、秋田犬、北海道犬は、触らせない子が多いです。触られるといきなり歯が出たり。
もちろん、ブラッシングや信頼関係の構築により多少の改善はあります。が、柴犬はシェルターでもボランティアさんや他犬に対し吠えかかり噛みつきやすく、なかなか扱いは厳しいものがあり、事故防止に心を砕かねば、お世話をやっていかれません。
犬を初めて飼う方でも、小さめの柴犬なら容姿も可愛く、飼ってみたいなと思われるのではないでしょうか。充分にリスクを減らしてしっかり犬を教育してから、一般の方によく説明をして、飼育をバトンタッチするのが和犬のプロではないでしょうか。
ハードルの高い和犬を、なるべく容姿が幼く可愛いうちに安易に販売しようとする姿勢は、社会に咬傷事故の増加をもたらすでしょう。
日本犬保存会、秋田犬保存会の皆様が、和犬であっても8週齢までは親兄妹から離してはならないとする法律に、足並みを揃えて頂けるよう、多くの方が要望されています。
日本犬保存会と秋田犬保存会には、法改正を前に、公開質問状を準備しております。
モカ
トレーナーの石川コーチに、第1シェルターの5頭、モカ、ラテ、シシ、テツ、あやをちゃんを見て頂きました。
ラテ
モカは落ち着きなく常ににおい嗅ぎ。
ラテがやや依頼心がある。
自立させる。
嫌なこと良いこと共有させる。
犬はその人の動きが信頼性がないとついてこない。
ドンドンチャレンジしていく。お散歩、公園デビュー、お泊まり。課題に向き合う。
犬ファーストばかりではいけない。
リード持った瞬間からトレーニングが始まる。
待つゆとり大切。パニックになっているときには聞く耳がない。
人は好きなモカとラテ。譲渡はいつでも大丈夫だが、元イノシシの猟犬であり、猫には向かって行ったり、引きが強かったりで、若い飼い主さんでないと制御は難しく、お子さんのいる家庭には不向き。
テツ
シシ
テツ
スタートはコンパクトに歩き、徐々にラフにしていく方が散歩はうまくいく。気合いが入っているときに学び合う。
テツはフィラリア陽性、激しく動くのはNGだが犬は自分本意に歩く。
シニア犬「今までこうやって来たんだから今ごろ何だよ」と、引っ張ったり噛み付くシニア犬も多い。
何もしないのはリラックスタイム。
欲がない。
テツは草の匂いかぎが激しい。好きなことを好きなだけやらせると要求が高まり夜泣きや朝泣きの問題が出る場合がある。優しくし過ぎて許してあげるより、要求吠えする前に本能を抑えてやる、トーンダウンしてあげる。
シニア犬でも引きが強いと、年配の方は散歩は難しい。
いつでも譲渡できる犬たちです。
穏やかな時間を過ごせます。
二頭も仲良しです。
ぜひ、一緒に。
あやを
柴犬には和犬の難しさがある。
静かにしていてもよくまわりを観察している。
見透かす静けさがある。
あやをも年をとったね。
人をよく見ている。
こいついけるなという人には噛む。
和犬の女子は強い。
サインを読み最悪を想定すべき。
ケンカの土俵に上がらせないことが大事。
吠え問題でしつけに入る人と
噛み問題でしつけに入る人と真逆。
首輪メインで圧をかけるとよい。
慣れたときこそ、嫌なこと好きなことが分かりやすくなり、そうしたときこそ、付け外しやブラッシングをトライしないと、先に学びが進まない。
物に慣らすには刷り込みの時期でないとダメ、嫌なことを受け入れる姿勢ができてから、
この子の苦手スイッチは何か、わかる。
犬の口は人の手。いざとなれば、言葉では間に合わない。
他犬に攻撃を向ける犬はいずれ人にも向ける可能性がある。
以上、DOG.Aの石川トレーナーさんに教わりました。ありがとうございました。
コスモスが咲く秋の里山シェルターで犬猫ボランティアしませんか。
11.3
うしくまつりに参加します