ムック闘病記 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

ムック預かりみなみママさんより


5.28


昨日病院受診以降は、痙攣出現はありません。
抗てんかん薬の注射でよく寝ていましたが、夜中に覚醒したため介助にて水分と介護食、内服を摂取させました。
自己にて寝返りは全く打てず、寝たきりの状態です。
寝た状態で上半身を起こしてあげると、左への傾斜がひどく姿勢が保持できない状態です。

今朝は数回の介助でad缶1缶とちゅーる2本を摂取しました。

尿が少量しか出ていなかったため圧排したところ、尿道より膿がたくさん出てきました。
昨日シェルターの部屋でしてあった尿は黄色の濃縮尿でした。

恐らく、慢性的に水分摂取不足が続き、血液がドロドロとなり血管が詰まったのではないかとも思います。そこに尿路感染が併発したのかなと。

自宅にあった生理食塩液500ml皮下補液し、適時水分摂取を介助しています。
尿はまだ汚いですが、出るようになってきました。
継続して皮下補液をしていきたいと思います。

左半身麻痺の後遺症が残り寝たきりとなる可能性が高いです。
近い将来、車いすが必要となるのかなといった印象です。






5.31


シリンジ給餌でなんとか食べれていましたが、本日より本犬拒否、飲み込みも良くありません。
そのため内服薬も止めています。
水分はなんとか摂れて尿も出ているため、心負荷も考慮し皮下補液もせずに様子を見ています。



時折、呼吸が荒く苦しそうにしたり、
鳴いたりしています。
眠れている時は穏やかにしています。

残された時間は短いのかな…と感じます。
極力、苦痛なく過ごせるようにしてあげたいと思います。



エアマットを入れてみました。
少しでも楽に過ごせますように。



6.6


5/30の報告で厳しい印象とお伝えしましたムックでしたが、峠を越えたようで6/4(日)辺りから状態が落ち着いてきた様子。

呼吸も脈も落ち着いてきていて、顔色も良くなった気がします。
食事はまだシリンジでの介助ですが、
嚥下の状態も良くなってきており、少し食べられる量が増えました。

自分で寝返りを打つことができなかったり、立てない状況に変わりはないですが、右側臥位時に右半身を使って身体を起こそうとするようになりました。
左側臥位にすると麻痺があり動けないせいか、ヒンヒン鳴いて訴えます。

本犬は起きたい.立ちたいようで、
介助で立位をとろうとすると左に倒れ込みます。体重が18kg程あるため、支える側も一苦労です。
リラクッションという四つん這い姿勢が取れるクッションをご支援で頂けることとなり、届くのを待っている状況です。
また、ゆめ乃パパさんに車椅子作成のご協力をお願いし、快く引き受けてくださいました。出来上がるのが楽しみです。

ここ最近のムックは昼夜逆転しており、夜通しヒンヒン鳴いています。
状態も落ち着いてきたので、様子を見ながら離床してリズムを整えていけたらと思います。


6.8


ムックの状態は日を追うごとに良くなっているように感じます。
臥位から上体を起こせるようになり、身体もズリズリと動いていることが増えてきました。
介助での歩行訓練も始めています。

食事も器から食べることが出来るようになり、足りない分をシリンジ介助で追加するといった状況です。
ウェットなら食べられるようで、
調子が悪い時は全力で拒否していたad缶やデビフ缶も口にしてくれるようになってきました。
食べられなくなって飲み込みも悪かったため、内服薬を中止( 5/31〜)していましたが6/6より再開しています(チラージンのみ)。

ムックへのご支援も皆様のご協力により、十分頂くことができ有り難いです。


6.13

【ムック】
ホルモン薬(チラージン)内服後のフォロー、左斜頸や立位困難について、フィラリア検査(陰転治療中)など。

■体重 16.96kg(5/15より−2.04kg)
■血液検査
★フィラリア検査→陰性(陰転しました)
★一般
白血球(WBC)(参考値6000-17000)
→23900(前回7100) 高値
Ca(カルシウム)(参考値9.3-12.1)
→13.5(前回12.7) 高値
★C反応性タンパク(CRP)(参考値〈0.7)
→〉7.0(前回0.4) 高値
★甲状腺ホルモンT4(参考値 1.3-2.9)→2.41(前回0.99) 正常値

■耳内スコープ検査(頭の傾き、以前に耳垂れがあったため実施)
両耳ともに綺麗。問題なし

■総合診断
○5/27に痙攣が起き、寝たきりとなった症状から改善が見られていることより、脳梗塞を起こしたのではないかと考えらるが、血液検査のCaやCRPが高く、
腫瘍の可能性も否定出来ない。

〇血液検査について
カルシウムが高く、骨から流出してると思われる。また炎症反応も高い。
放置すると腎機能が悪くなる。
現在、多飲多尿の症状あり。
ステロイドで抑制する効果があり、炎症にも効くため処方。
徐々に減薬し、一か月後に相談。

ホルモン薬に関しては内服したからといって症状が改善した訳では無いため、内服継続する必要はない。

〇右心雑音:三尖弁の異常(フィラリア由来のもの)

○再度、痙攣を起こす可能性はあるが抗てんかん薬は眠気を引き起こす作用もあり、痙攣も起きていないことから内服はせずに様子をみることにしました。
→痙攣が起きた際はダイアップ座薬で対応します。


<処方>
ステロイド ①1日一回1錠6日
      ②1日一回半錠8日
      ③2日一回半錠8日
     
受診で疲れたようで、夕食は食べれずでした。
明日より内服開始します。








6.20



まだ自分で立ち上がることは出来ませんが、寝た状態から上体を起こし保持はできます。

ゆめ乃パパさんに車椅子を作成していただきました。
車椅子を使っての歩行を、ムックはとても嬉しそうで楽しんでいます。
全身の筋肉を使うので、リハビリになっています。

現在ステロイドを内服していることも関係あるかもしれませんが、食欲旺盛でウェットフードを混ぜたドライフードも食べられるようになりました。
嚥下の状態も良く、水もよく飲めます。


また、ムックへの褥瘡防止クッションのゴム支援を誠にありがとうございました❣️


ご支援をくださいましたアメブロ金魚さま、東京ドッグレスキュー代表の山口様(あーちゃん)、岡本様、木村様、井上様、辻 さま、6名の皆様からあたたかなムックへの応援に、会員一同心より感謝申し上げます。


アメブロ金魚さまをはじめとして、他に5名の方からのご寄付があって、ムックのからだを支えるクッションを送って頂けたそうです。


本当に嬉しいです♪

お陰様で寝たきりとなるはずだったムックのリハビリも進み、車椅子で動けるようになりました。


以上、みなみママさんよりキラキラグリーンハーツキラキラ


朝のお世話が5時から10時

このあとは日影を作るために

昼まで日除タープ張り


ブルーシート


カムイ




シルバーの側は太陽に向けて


厚手リバーシブルのブルーシート。南と西にぶら下げます。アニマール大森さんによれば、国産ではない、しっかりした厚地のタイプは、雨だけでなく熱や光をはね返してくれるらしいです。


ブルーシートの中はしっかりした日影。冷んやり。


スタイロホームやダンボールがあれば家も作れそう。


パニー


キキ


マーク






官兵衛






地域猫担当のジャスミンさんより


いつも、猫ちゃんのお世話をありがとうございます🙆


お知らせがあります。

6/4(日)19時位のことです。

留学生のかた4人が仔猫を拾って困って●号棟の事務所につれてきました。



今、その仔猫を学生さんが預かって下さっています。

(黒猫 オス 1,5ヶ月位だそうです)




茨城県動物指導センターに収容された犬たちのうち、特別な事情を抱えた子たち下矢印下矢印下矢印

















市町村や県民の皆様、どうか、飼い主のいない犬猫たちを減らす努力を本気でしてください❗️


県も市町村の言いなりに、次々と引き取るばかりでは何も解決しません。


引き取らない選択を。


本気の啓発を。


それには、避妊去勢。


野犬の母犬の捕獲を。


住民に捕獲させるのでなく、プロであるはずの、指導センターこそが。











by鶴田真子美(おかめ)