筆者は生粋の茨城県民ではないので
茨城県に引っ越してきて驚いたことが
いくつかありました。
例えば、噂にたがわぬ『いも愛』。
スーパーの入り口付近に一年中
石焼き芋売り台(?)が置かれ
活躍しています。
しかし、その『いも愛』以上に驚いたのが
『もち米愛』です。
どこのスーパーでも、なかなかの数の
地元の製菓会社のおせんべいが並び、
(筆者愛用!)直売所に行けば
地元のおじいちゃん・おばあちゃんが
作ったとおぼしき、のし餅を
一年中、購入できます。
それから『愛』ではありませんが
少し田んぼ・畑があるところへ行くと
フツーにキジがいることです。
そうです、あの桃太郎さんに出てくる
鳥の雉(キジ)です。
ついでに筆者、4月の異動で
新しい建物に職場が移ったのですが
その建物の前の茂みに
キジの兄弟(?)が住んでいるらしく
その鳴き声まで聞き分けられるように…
そんなわけで本日は
「一時期は一大勢力だったのに、すっかり
クロネコにその座を奪われてしまった」
シェルターの現役キジトラたちを
ご紹介したいと思います。
なお、相当数になってしまうため
今回はキジ白は含めず、
あくまでもキジトラをご紹介します。
(あしからず、ベリー)
(年功序列ということで)
まずは、まったりシニア部屋こと
ポプラ部屋のキジトラからご紹介しましょう。
チビ
腎臓が悪く、輸液を(イヤイヤ)がんばっています。
食欲もイマイチだし
常にご機嫌麗しくなさそうな態度ですが
ホントは、ナデナデも大好き、
ゴハンもスプーンで給餌してほしい
素直じゃない甘えん坊です。
保護当時からずっとゴワゴワだった毛並みが
最近少し柔らかくなってきたのは
治療…と下僕たちの愛のおかげ!?
こだま
性格なんでしょうね。
人慣れしているくせに
「下僕の近くに行こうかな…
イヤでも、やっぱり不安だな…
あ、でも仲良しのムーミン爺が行ったから
ボクもナデナデしてもらいに…」
といつまで経っても
煮え切らない態度の、こだま。
(なので、下僕からグイグイ)
ま、そんなところが可愛いんですが。
たつや
つづいて、新設くるみ部屋のキジトラ
たっちゃんこと、たつやです。
よくよく写真で見ると
両目と鼻を一筆書きしたイラストに
ありそうなお顔ですね。
(肉球まっ黒系!)
人とも他猫とも仲良くできる
食いしん坊ないい子です。
ジジ
エイズ部屋こと、りんどう部屋の
キジトラといえば、困った君のジジです。
「オレのがすごいんだぜ」と
勝手にライバル視する相手を選んでは
だれも買いたくないケンカを売ろうとします。
下僕相手には、スリゴロ大全開なので
ぜひ、ソロ飼いしてくれる里親さんと
日々イチャイチャな余生を
送ってもらいたいです。
トム
現在シェルター唯一の長毛キジトラといえば
写真写りが良すぎる猫こと、トムトムです。
(もちろん、実物もかわいいです!)
“俺さま”な容姿とは対照的な
穏やか~な性格のおかげか、
ジジのライバル候補から外され
ひとり平和~に、りんどう部屋暮らしを
満喫している印象です。
筆者個人的には、猫飼い初心者さんにも
ベテランさんにも
とにかくおススメの猫材です。
下僕も歩けばクロネコにあたる…
状態のすみれ部屋には
現在、キジトラはおりません。
少し前まで、まだまだ子猫感たっぷりの
なつめがおりましたが…
…今は、預かりさん宅で
家猫修行、躍進中なことでしょう。
あ、それからもちろん
外猫キジトラコンビのキジ君…
(オールバック風に挑戦)
…と、シンちゃんもお忘れなく。
茨城に来るまで
キジを見たことなかった筆者が
初めて見た時、一目でわかったのは
なにを隠そう、その姿が
桃太郎の挿絵通りだったからです。
しかし、そう考えると「キジトラ」は
まったく桃太郎さんのキジと違いますね?
(筆者は、ほんの先週くらいに知ったのですが…)
桃太郎の挿絵の色鮮やかなキジは
オスなんだそうです。
対してメスは、茶色く地味な姿なんだとか。
(はい、筆者見かけたことあるのかもしれませんが
どんな姿なのか、よくわかっておりません…)
よって「キジトラ」とは
「メスのキジに似てる毛並みの猫」
というわけだそうです。
■ 本物のキジを見たくても
なかなか見られないあなたにもおススメ!
キジトラたち、里親さん探しています。
フォスターペアレントさんを
探しているキジトラも。
食いしん坊なキジトラも。
by ぐっちゃん