朝日新聞に掲載されました!
CAPINも取材を受けました
2月の茨城県・犬殺処分再開の危機をふり返る
今後どうするべきなのか
2023年4月6日
犬殺処分ゼロに「黄信号」なぜ
県施設・愛護団体にあふれる
(要点だけまとめてみました。是非本文でも読みください)
茨城県は犬の殺処分ゼロを続けてきたが、今年2月に県の施設にも愛護団体にも犬があふれ、殺処分再開の危機。
県の呼びかけに応じた民間が引き取り殺処分は免れた。
背景として
●放し飼い、不妊去勢手術の遅れによって野犬が増えてセンターに収容される
●収容施設の不足 (広い茨城県に笠間、水戸に2か所だけ)
今後どうしたらよいのか
●飼い方指導も行う新たな動物愛護センターの新設
記事の中に、気になることが書かれていました。
それは2月の殺処分再開の危機の時に、「譲渡不適の犬は県の責任で処分すべき」という声が県に寄せられたということ。
人馴れしていないことや病気、老齢、障がいがあるなど、ハンデキャップのある犬をどうするかということです。
CAPINの考え方は、「全頭救済」です。(不可逆的な病状等で苦痛でしかない場合の鎮静の結果の死は除外)
皆様はそれが実現できないと思われますか?
野犬や放浪犬を生み出さないように入口対策をし、飼い主の啓蒙を進める新しいセンターをつくること、
収容数が減れば、手厚く犬達と向き合えます。
ハンデキャップのある犬たちに社会化のリハビリ、トレーニング、医療、介護を施せる茨城県を目指していただきたいと思います。
動物保護施設は人間社会の縮図でもあります。
どんな命も見捨てない、それがどんなに困難な道でも。
b鶴田真子美(おかめ)