蛙狩神事 古代儀式になぜ拘るのか?串刺し生け贄は動物愛護法違反 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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諏訪大社に対し、日本最後の生贄儀式である蛙狩神事をおやめくださるようにとの訴えを2014年より行なっております。












なぜ人形にしないのか問うと、

殺すことに意味がある、と氏子さんは仰いました。


板で挟んで突き刺すのは、

獲物を追い詰め殺傷することに繋がるそうです。


バックには、蛙狩神事という動物虐待を、古代人の心性としてもてはやす地元メディアがいます。


信濃毎日新聞社は、諏訪大社にいかにも神が宿っているかのように、御手洗川に必ず蛙が見つかることを七不思議の一つに挙げて、神事を正当化する記事を書いています。


今は21世紀ですが。


神社ビジネス、観光ビジネスに神事が利用できるからでしょうか。











不思議なお力が宿るとされる諏訪大社。


地元の方々は争うこともできず、警察すら介入ができない。


神社ビジネスに駆り出され、男性には犠牲者が出ます。人の命さえ蔑ろにされています。山の斜面を滑り落ちる大木に男たちが乗っかって、一緒に落ちてくる御柱祭では、毎回のように犠牲者が出ます。そこが神社ビジネスとしてはいちばんの見せ場だから、危険ではあってもヘルメットもつけず裸に近い格好でやるわけです。


人命軽視の儀式でしかありません。蛙の命はさることながら。


宗教儀式のために、人や動物が犠牲にされる社会が諏訪には残っている、その違和感を感じてきました。


大義のためには命を惜しまない。









宮司への刑事告発(業務上過失致死)は不起訴になりました。宮司は直接関わったわけではないからとの理由だったようです。実際に実行している氏子たちのうち責任者を被告としたら、御柱祭はもしかしたら止められるかもしれません。





動物愛護法違反である蛙狩神事は、公道脇の滝沢川で堂々と行われていましたが、今ではひっそりと隠れるように、境内に立ち入り禁止地区を設けて、人目のない場所で秘密に行われるようになりました。


伝説の(市としては滝沢川で、神社としては)御手洗川で必ず獲れる蛙は、神社の境内にて用意され、厳かな衣装の宮司たちが蛙を神殿に運び入れ、プスリと突き刺すのです。


蛙を追いかけて私たちは中までは入れません。

蛙狩が行われる場所は立ち入り禁止とされています。






法改正をして愛護動物に両生類を含めれば、

宗教法人が入手した蛙を自庭でみだりに殺す行為に対し、刑事告発をすることも可能となります。




神事だからとて、全て許されるわけではありません。


神事より、命が大事


神事より、命の尊厳、小さな生き物の慈しみを子どもたちに伝える教育こそ大事


最後に社務所に寄りました。


2023年の蛙狩神事も無事に完了した、

長く続いた神事だから今後も絶対に止めることはありません、

動物愛護法違反であるかどうかなど、警察や弁護士と相談しながらやっています、

蛙狩神事の担当者もいます、


と社務所の若いKTZMさんという神職はおっしゃいました。担当者に話を聞きたいと申しましたけれど、忙しいからと会わせては頂けませんでした。お名前も教えて頂けません。







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by鶴田真子美(おかめ)