茨城県動物指導センターを訪問した感想  | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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笠間の動物指導センターの見学報告 ヒーロンさんより

11月16日、つくば市議員のジョンヘイズを同行して、笠間の動物指導センターを見学しに行きました。

あくまで個人的な感想から報告します。

駐車場に入って、オフィスで作業服に着替えて、注意点をスタッフから聞いて、煙突が付いている大きな白い建物に向かいます。

煙突を見たら、ここの建物のガスチャンバーで過去から、いっぱい犬達、猫達を殺処分していたことを思い出します。

大きな白い建物に入る前に犬達の大きな吠えたりを先に聞こえます。大勢の犬達の吠えたりです。

案内してくれたスタッフが「中に入ると、うるさくて会話出来ませんので、説明は後で出たらします。」

実際中に入ったら、犬達が人が入ることを気がついて、吠えたりがさらにエスカレードします。

スタッフに犬と猫の数を聞くと、犬達が150匹、猫達が30匹だということです。

犬や猫がここでどのぐらい滞在していますか、と聞いたら、スタッフが「平均、2、3カ月」と言われました。

「犬達になるべく近寄らないでください。急に噛む可能性があります。」

怖がっている犬達を触ってあげたいと思いますが、念のため、スタッフの言う通りします。

一番大きな部屋に入ったら、一つの大きな部屋に30~40匹の犬達が入っていることが驚きました。

大きな犬達が大きく吠えたりして、廊下の方に寄って来ます。それより小さいな犬達が一番奥に固まったところで黙って、怖がって座っています。

餌をあげる時に大きな犬達がが小さくて弱い犬達の餌を奪ってしまって、弱いものが更に弱くなる」と聞きました。「弱肉強食」の状況ということです。

「長く滞在している、または弱くなっている動物がどうなりますか」と聞いたら、「キャピンのような団体が引き取ってくれる」とスタッフが言いました。

「今の状況を改善するため、どうしたらいいでしょうか」と聞いたら、スタッフが

①野良犬、猫を増やさないように茨城県の国民を教育して、避妊手術を徹底的に行うこと
②スタッフを増やして、ここの施設を改善するため、茨城県からの予算を増やして欲しい

最後の感想は、overcrowded(過密), underfunded(予算不足), understaffed(人手不足), overworked(過重労働)

外に出る前にガスチャンバーの部屋の前に取りました。部屋の中を見ると、暗くて、ちょっと怖い感じの部屋です。

「ここの部屋はいつ最後に使いましたか?」と聞いたら、スタッフが「7,8年前ですね。本当はここの部屋の設備を解体したいですが、予算が無くって。」

ここの部屋が二度と使わらないようになって欲しいと思いました。キャピンに頑張って頂きたいと思います。

ヒーロンアロルド