犬猫救済の輪さんから発信❗️
川崎市、南渡田に取り残される猫問題に「JFEスチールに丸投げ」「市は支援と助言だけ」の無責任回答
☆川崎市、南渡田に取り残される猫問題に「JFEスチールに丸投げ」「市は支援と助言だけ」の無責任回答
パブリックコメントに「川崎市が責任を持って猫達を整備工事から保護してほしい。保護の具体的な方法も計画に盛り込んでほしい」という832件もの意見が寄せられました。これほど多くの人が、JFE敷地内の、それも、これから大規模工事が始まる場所の猫達のことを心配して、川崎市に具体的な保護をお願いしているにもかかわらず川崎市の回答は「支援と助言を行う」だけでした。具体的な救済策は一言も書かれていませんでした。そして猫保護の主体は地権者(JFEスチール)だという考えです。川崎市ホームページより抜粋「本市としても猫が開発の進行により危険な状況にならないような対策は必要であると認識しており、関係者間で情報共有を図りながら地権者等に対して適切な対応を求めてまいります。」「本市をいたしましては、関係者間で情報共有を行い、連携を図りながら、猫が開発の進行により危険な状況にならないよう適切な対応を求めると共に、引き続き必要な助言や支援を行ってまいります。」「本市といたしましては、地権者が行う対応により、猫の安全が確保されるよう、今後も関係者間で情報共有を行い、連携を図りながら、引き続き必要な助言や支援を行ってまいります。」「本市としましては、引き続き、関係者間で情報共有を行い、連携を図りながら、地権者へ必要な助言や支援を行ってまいります。」「本市としましては、対策などの実施に向けて、関係者間で情報共有を行い、連携を図りながら、引き続き必要な助言や支援を行ってまいります。」「本市としましては、今後も猫の適正な管理に向けて必要な助言及び支援を行ってまいります。」(抜粋終)そして、この場所にいる猫達の一覧リストを作ってほしいという意見に対して、それすらしないとの回答です。正確な猫の現状把握さえしないということです。
「現在地権者が猫の管理を行っており、本市がリスト作成などを行う立場にないことをご理解いただけますようお願いいたします」。南渡田から始まる川崎市臨海部整備事業は大変大掛かりなもので、土木工事、建設工事が始まります。地権者JFEスチールに猫のことは丸投げです。意見を寄せて下さった皆様は、今まで10年以上、猫達を餓死させてきた、そして従業員さんに酷いパワハラを行ってきたJFEスチールを信じていません。だからこそ、「川崎市に」猫達のことを頼むと言っているのです。犬猫救済の輪では近日中に、改めて川崎市あてに、公開質問をして、「具体的な保護計画」を公表していただくよう要望してまいります。★ご意見はこちらにお願いいたします。川崎市長へのご意見はこちらにお願いいたします総務企画局秘書部秘書課電話:044-200-2010
メール17hisyo@17hisyo@city.kawasaki.jp
以上、犬猫救済の輪さんブログを転載


川崎市に対し、弁護士坂本博之氏が意見書を提出しました。













川崎市長 福田 紀彦殿
令和4年8月31日
弁護士 坂 本 博 之
意見及び要望
南渡田地区拠点整備基本計画(案)に関するパブリックコメントの 実施結果について
このほど、貴市におかれましては、南渡田地区拠点整備基本計画(案)に関して、膨大な数の意見を取りまとめられ、貴市の公式の回答と共に公表されました。同計画の整備対象となっている南渡田地区に取り残される飼い主のいない猫達の保護を、貴市に求める声が圧倒的に多い(832件)結果となりました。これに対する貴市の回答は、概ね、「猫の処遇は地権者の管理に委ね、川崎市は助言や支援を行っていく」というものでした。
これについて以下、問題点とそれに関する意見と要望を申し述べます。
1 地権者と飼い主のいない猫
整備工事事業における猫達の安全確保や保護管理は、「地権者」が行うとありますが、「地権者」とは、JFEスチールのことを言うのでしょうか。
また、貴市の回答は、上記「地権者」の合意を得た上での回答発表でしょうか。
合意無くして、猫達への責任が地権者にあるとするならば、回答発表は適正ではありません。
さらに南渡田に限らず、臨海部の整備事業全般において、公有地拡大は必須であろうことから、早晩、貴市が地権者となるものと考えられます。従って、地権者となる予定の貴市としては、上記のような内容の不明確な、且つ他人任せと言われても致し方のないような対策ではなく、踏み込んだ、貴市が主体となった対策を採るべきであると考えます。
本来、市有地であれ民有地であれ、行政が飼い主のいない猫に対して適切で迅速な対策をとることが基本であると考えます。
2 地権者JFEスチールの問題点
貴市が「地権者」と捉えているものと思われる、猫達の保護管理に全幅の信頼を寄せているJFEスチールという企業は、長年、敷地内で猫を餓死衰弱死に追い込んできた、いわば動物虐待企業であり、関連してパワーハラスメントも行ってきた企業です。
貴市は、その企業を市として告発しなかった上に、にわか作りというほかはない同社の「動物愛護精神」を信じ、行政としての役割を果たしてきたとは到底言えないと言わざるを得ません。
貴市のこのような態度に対して、パブリックコメントを通して多くの疑問の声が寄せられていることを認識し、厳粛に受け止めるべきです。
3 地権者JFEスチールによる譲渡の機会の制限
JFEスチールが、猫達の譲渡の機会を制限していることについて、貴市は、動物愛護に関する権限を有する行政庁として、具体的に是正させる必要があります。
JFEスチールの担当者は、「川崎市獣医師会、神奈川県動物愛護協会を通してしか猫の譲渡を行わない」としています。その結果、情報では今までに9頭前後しか譲渡できていないと言われています。猫の所有者でもないJFEスチールに、猫達の譲渡のチャンスを奪うことは許されません。飼い主のいない猫問題は、一般家庭などへの譲渡がゴールであり、JFEスチールが実際に譲渡の経験や実績のある団体等からの猫引き受けの申し出を断っていることに対して、貴市は、厳しい指導を行うべきです。
4 懸念される川崎市の対応・臨海部整備事業における土壌汚染問題
整備事業予定地に多くの飼い主のいない猫が生息していることが工事の障碍になることは間違いありません。工事の障碍となることを、「地権者」によってのみ解決させる手法は、例えば、工事予定地の土壌中から有害物質等が出た場合を想起させます。ちなみに南渡田地区も扇島地区も臨海部という特性や工場跡地であることから、土中から有害物質の検出が懸念されます。猫のことでさえ、JFEスチールに配慮して、猫がどの様に扱われているのかの実態把握に消極的で、JFEの言うところの「屋内施設」の詳細説明や猫のリスト作成の意志もないとする貴市の姿勢は、万が一、土壌に問題があった場合にも、貴市は、「地権者」の問題であるからとして、情報をオープンにしない可能性が高いと思われます。
貴市のこのような姿勢は、市民の健康に深く関与する土壌の問題への対応を予測させるものであり、大変危惧しております。市長自ら100年に一度と言われた大整備事業工事が南渡田を皮切りに始まりますが、事業に伴って、必ず向き合わなければならない土壌の問題等に貴市が主体となって問題解決に当たっていただけるのかどうか、地権者や工事業者に丸投げするだけ、或いは地権者に忖度して情報を隠すとか適切な対処をさせずに済ますとかといった態度を取られるのではないか等、大きな不安が露呈される結果となったことを大変残念に思います。
以上のことから貴市におかれては、市政を広く問うパブリックコメントで異例の832件もの「猫保護を川崎市行政に求める意見」が寄せられてことを重く受け止めていただいたうえで、早急に猫全頭のリストを川崎市として作成し、整備事業の進行の各段階でどのような保護を行うのかを、具体的に説明していただくこと、譲渡を希望している団体等には、JFEスチール側で不当な制限を設ける事を止めさせ、仲介の労をとる事を強く要望いたします。
なお、本書面に対するご回答を、本書状到着後2週間以内にいただけますようお願い申し上げます。
以上の段、よろしくお願いいたします。
弁護士 坂本博之
川崎市の姿勢に、全国が注目しています。
コンテナ猫ちゃん達のケージがかなり、荒らされて大変なようです。
今は、大ケージですが
ひささん、恵美さん達がスリムケージに交換してくださいます。
環境良くなるから、いいですよね?
AFTER
大ケージも洗ってさっぱり
三兄弟、みんな触れます❤️可愛いですね〜😍
キジくん達の鳴き声、めちゃくちゃ可愛いですよ😍
byMIWAさん
小さな命に優しい町に。
毎日の英字新聞のオンライン記事です。
小さな命に優しい県に。
過去
by鶴田真子美(おかめ)