東京弁護士会環境委員会・
犬や猫を中心としたペットの問題については、近年、
しかし、人と動物との共生というテーマで考えるためには、
多くの人が毎日のように食している肉や卵だが、
世界的に見ると、
そこで、
"人と動物の共生する社会について考えるー畜産動物を中心にー"
7月16日(土)@弁護士会館2階 14時~16時半
<基調講演>
松木洋一(日本獣医生命科学大学名誉教授・農業経済学)
<パネリスト>
塩村あやか(参議院議員)
中嶋千里(ぶぅふぅうぅ農園牧場長)
渡辺彩香(東都生協 商品部 食品第一グループ 担当)
<コーディネーター>
島 昭宏(公害環境特別委員会副委員長)
配信URL
https://us02web.zoom.us/.../
HOPE foranimalsさん記事より転載
農場内における家畜の扱いについて、私たちはもっと関心を持たねばなりません。
ミルクを奪われた仔牛はどうなるのか。
屠殺場での虐待が横行する日本。
獣医さんたちからも、畜産農家による、やりたい放題の残酷な虐待や屠殺の実態を聞いております。獣医の話を聞かない農家。定期的に循環してくる屠殺屋。病や怪我で育たぬ仔牛が5000円で屠殺屋に売られていく。畑の小さな屠殺小屋。
川を浮き沈みしながら流れていく、頭陀袋に縛られた豚の悲鳴。
産まれた仔牛の目をつぶす風習。これが行われていた現地に県北に行き、事実を確認しました。
畜産農家の密室空間で何が起きているか。獣医すら口を挟めないのです。
司法はどのように事実を掴めるでしょうか。
しかし、ここでも日本という国は国際獣疫事務局OIEの指示には素直に従おうとしません。
動物の痛みや恐怖を軽減するよりも、金や労力をかけたくない畜産業界を守る姿勢です。
では、誰が動物を守るのか。
鶏肉の業界代表が日本に動物福祉を導入させないため、農水省大臣に多額の献金をしていたのが発覚し、ニュースともなりました。
日本でペットショップが無くならない背景に、国会議員とペット業界の癒着があるのと同じ。法律を変えるまでには至っていない。
消費者である国民の意識を変えねばなりません。
国民が黙っていない、とまで変わらねば。
餓死も放置されます。
不要になった産業動物たちの辿る運命のひとつ。
動かない警察。
鈍い司法。
国際的に容認されない殺処分の仕方が当たり前の日本。そのなかで少しずつ、こうした変化も見えるようになりました。
以下アニマルライツセンターさんからの引用
2021年1月21日には、農林水産省と環境省から連名で「農場における産業動物の適切な方法による殺処分の実施について(環自総発第2101214号)」とする通知が発出されており、「個々の行為が虐待にあたるかを一律に判断することは困難であるものの、動物虐待は、人が社会の中で関わるあらゆる動物の取扱いにおいて、法的にも道義的にもあってはならないこと」と明記されたうえで、虐待に当たる行為がある場合は「警察への告発を含めて厳正に対処」することを求めています。
なお、OIE陸生動物衛生規約では馬科の殺処分方法を「貫通式家畜銃、その後のピッシング又は放血」「バルビツールその他の薬剤の注射」と規定しています。
動物を利用する以上は、その苦痛への配慮は常識的に最低限の責務です。安くて昔から使っていて簡単で、動物が動けなくなるからといって、消毒薬を殺処分に利用することは許されない行為です。
本日のシンポジウムはハイブリッド形式で開催されるそうです。多くの方のご参加を。
by鶴田真子美(おかめ)