ラッキー、天国へ、、、ゆっくりおやすみ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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第1シェルターのラッキーは、2014年に飼い主放棄によりCAPINシェルターにやってきました。千葉県で家を失い車上生活をしていた老夫婦が、犬を飼いきれなくなり、保健所に連れて行こうとしていた矢先、ニャン太郎さんがその話を人伝えに聞いて、ラッキーを助けようと決心されました。




元々、ラッキーも相当苦労して生きてきた犬です。老夫婦はラッキーを蹴飛ばしながら散歩していたと聞きます。そのためか、柴気質もあってか、ラッキーは触れられるのを極端に嫌がる怒りん坊でした。

頭を優しく撫でても噛み付きました。

枯葉が背中についたのを取ろうとしたボランティアさんの手にも噛みつきました。

保護主のニャン太郎さんは、ラッキーのお母さんとなってラッキーの暮らしを支え、猫ボランティアさんとして毎週のシェルターワークにご参加くださってきました。

ニャン太郎さん、8年ものあいだ、ラッキーを助け、ほかにもたくさんの猫さんたちを助けて来られました。

ニャン太郎さんの深い愛情に、胸打たれます。ありがとうございました。

シェルターではボランティアさんたちに愛されてきたラッキー。たくさんお散歩して声をかけて頂きましたね。

皆様ありがとうございました。

寂しくなります。小さな侍くん。


キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ
最期の3日
ぷうさんご報告より流れ星

27(月)より体調崩し、28(火)にはふらつき、起き上がりが難しく、食欲不振、咳き込みが酷く受診しました。


レントゲン、エコー、血液検査などしましたが、この時点でどこが悪いのかははっきりせず。


30日(木)の午後、息苦しく起き上がるのも困難のため、急遽搬送。


火曜日よりも肺が真っ白で酸素が取り込めていないとのこと。
原因は複数考えられ、特定ができない状態。











かなり危険な状態で、入院となりました。


そして、心臓が止まったと病院から連絡あり、すぐにぷうさんが向かわれ、途中で心臓が動き出したと病院から再度の連絡。そのまま向かってくれました。

ラッキー、ぷうさんが来るのをギリギリのところで頑張って待っていてくれました。

立ち上がって出迎え、そのあと腕の中で静かに息を引き取りました

先生からも、この状態で息を吹き返すのは信じられないと言われました。

ラッキーは最後の力を振り絞り立ち上がり、抱いた腕の中、苦しむことなく静かに息を引き取りました。







火葬のあと、ラッキーが長く過ごし、慣れ親しんたシェルターに戻りました。




ラッキー


ラッキーが8年暮らした第1シェルター


ありがとう、ラッキー。


ニャン太郎さん、ボランティアの皆様、ありがとうございました。


by鶴田真子美(おかめ)