3.22 犬多頭飼育現場で犬が亡くなっていました | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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みぞれが降る冷たい朝


シェルターの世話を終え、11時半にごはんと水をあげに行くと、庭でシニア犬が亡くなっていました。





内臓が食いちぎられていました。

まだ幼い犬の頭蓋骨や歯が散らばる庭。




ここで何が起きたのか。


Nさんが拾い集められました。



遺骸はこのままだと犬が食べるかもしれないし、天気がよくなると腐敗も心配だったので、埋めようということになり、同行くださっていた石川トレーナーさん、赤ずきんさんがショベルで掘り、そこにタオルをかけた亡骸を運び、埋めました。


石川トレーナーさんには、亡骸がオスであることを確認頂きました。


シニアで病死したのか、襲われたのかは分かりません。


おそらく病死して、それから内臓を食べられたのか。そう思いたい。



遺骸を穴に沈めてから、他の犬の頭蓋骨や歯のかけらも一緒に埋め、土塊を被せました。


雨戸を上に載せて掘り返されないようにしました。


雪がしんしんと降ってきます。


こうなる前にもっと早く分かっていたら。


家庭内で何が起きているかはなかなか表に出てこない。


要支援の家庭は少なくない、犬猫をあと先考えずに手術せず、産ませてしまう家庭はある、SOSをもっと早く出してくださっていたら!


その窓口があれば。


手放したくなかったホーダーだったのか、

相談した結果、犬たちが

殺処分されるのを恐れたのかもしれず。



全頭ワクチンとノミダニ駆除をし、ここから離して体調を整え、避妊手術し、やがて里子に出すしかない。

早く手を打たねばまた産まれる。



どうしていいかわからないよね、君たちも。

待っててね、


全頭レスキューだよ。






ごはん、水をあげます。

指導センターが行うレスキューの日時が決まれば、一度につかまえるため、なるべくたくさんのボランティアさんのお力をお借りしたいです。




by鶴田真子美(おかめ)