7.9 センターにいる負傷犬 下半身麻痺 血尿 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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負傷棟に、下半身が動かない犬がいました。

カードを見れば、6.24に収容された神栖市波崎のまことくん。

7.3に公示期限が切れており、センターから引き出せます。



下半身麻痺なら、背骨の骨折や神経の圧迫により、まず排尿排便が困難になります。

自力でしている、できている、とセンターは話されますが、自然に漏れ出しているだけでは、膀胱炎になります。

一日も早く、圧迫排尿をしなくては、腎盂炎から死亡もありえます。

一日も早く対処しなくてはならないはずが、こちらの担当者さんに伺うと、6.24以降、圧迫排尿をしたことは一度もないそうです。

人馴れしていないのか、痛みからかはわかりませんが、怖がりで触れないようです。

慣れていないならカラーを付けて圧迫排尿をすれば良いです。



都道府県は、負傷動物は治療しなくてはなりません。毎年、その予算措置もあります。

獣医師が10人はいるセンターで、センターに17日も収容されていて、その間に治療しないで放置しているのはどういうことでしょうか。

センターで圧迫排尿をするのが難しいなら、

県の獣医師会のなかで、負傷動物を引き受けてくださる協力病院さんのリストを茨城県はお持ちですから、そちらに委託して治療をお願いしてはどうか、と課長さんにはお願いしました。


尿を出し切らねばならないので、圧迫排尿は1日に数回は行う必要があります。


当会が引き出そうとしましたが、引き出しはさせない、と拒否されました。

では他の譲渡団体さんに引き出しを頼もうと、電話をかけようとしたら、この場で電話をかけるのか?今日はもう帰ってください、と追い出されました。

また一日、経過してしまいます。

この場で絞ってやりたかった。


昨日、血尿が出ていることに気がついたようです。しかし、抗生剤しかもらっていません。




CAPINは、今、引き出し妨害を受けています。



この子を助けてくださる団体さん、ボランティアさん、おられますか?

私たちは引き出しさせてもらえません。



by 鶴田おかめ