土浦シェルター医療報告 1/6~ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

1/6(月)
犬和歌


頻尿、多飲、血尿、食欲不振のため急遽受診
■体重 14.75kg
■エコー
1)胸水なし。
2)膀胱に腫れ

■尿検査
桿菌(+)
潜血 2+
尿が薄い(多飲の影響)

■血液検査
※利尿剤服用中で腎臓数値を診る為実施
白血球(正常値~17000)
21500
☆腎臓、肝臓数値に問題なし

<診断>
膀胱炎+軽度の腎盂腎炎
★抗生剤の処方
1日1回朝×10日分

★来週、再受診


2日前より、30分に1回の頻尿
排尿時に出血
昨日より食事をしなくなっていました。
投薬して様子見します。

【その他】
ペテロ・・・便検査
すべて(-)

1/8(水)
犬アポロ

便検査・・・全て(-)

犬ペテロ

心臓の状態などで受診
■体重 9.22kg
■エコー検査
僧帽弁にも若干の逆流が見られるも、三尖弁逆流の方が酷い
三尖弁にフィラリアが絡まっている。

フィラリア吊り出し対応可の動物病院へ行くよう薦められました。
早めの受診をとのこと。
年齢的なものもあるので、どこまで出来るのかは病院と相談になるかと思います

■その他
1)M動物病院で処方されていた薬は中止。
※逆に血圧が下がってしまう可能性が高い。
2)フィラリア吊り出し手術までの間、とりあえずステロイドの処方。

犬ヒカリ


■処方
前回はM動物病院で処方されていた薬をそのまま服用。
投薬後、柔便も治まっていない結果を受け、処方が変わりました。
・膵炎のため消化酵素が出ていないなら、消化酵素を。
・フラジールは1ヶ月服用しているので中止
・それ以外の薬は継続

■眼球について
摘出手術予定でしたが、本日眼科専門医の予約が取れたので
セカンドオピニオンで受診したい旨、お伝えし
眼科専門医に診てもらえるのなら、そちらの方が良いでしょうとのことで
承諾いただきました。

【その他処方】
★フィラリア薬
バンビ、銀河・サクラ、マコ・ポポ・テツ・美空・楓・クレア・ライト、秋、ビッテ

★その他
チャコ...ホルモン剤
ライト・・・気管支拡張剤
ヒカリ、ペッパー、


犬ヒカリ


病院A動物病院(眼科)
緑内障による牛眼で受診
■体重 8.8kg
■眼圧
右→67
左→8

<診断>
1)両目とも視力はない。
2)眼圧が高い緑内障の時期は過ぎていて、眼球が柔らかくなってきている。
3)右目は痛みがあると思われ、左目に関しても違和感は感じている(気にしている)

膵炎、肝炎、フィラリア+であることをお伝えした上で提示されたのは
「硝子体内ゲンタマイシン注入法」
眼球に注射をし眼球を縮小させる方法
★メリット・・・身体的な負担がない
★デメリット・・・確実性がない、ケアが必要、眼球縮小まで時間がかかる、将来的に摘出になる可能性が残る

また、眼球摘出した場合については
★メリット・・・ケアが必要ない
★デメリット・・・全身麻酔による身的負担

まずは負担の少ない方法で行いたく
本日、硝子体内ゲンタマイシン注入法の処置をしていただきました。

左目については眼圧が下がったので、そのうち縮んではくるが半年以上はかかる。
注射をすることで時期を早めることは期待できるとのことで
両目への処置となりました。

※シリコンボール(義眼)の方法は、見た目が良くはなるものの
膵炎などの治療中であることも踏まえ、摘出と同理由からお勧めできないとのことでした。

■今後
1)
眼球に注射をしているため、今後2週間は違和感が残り気にする。
しばらくは、カラー装着。
2)
普段通りの生活でよいが、雨の日は外に出さないように(眼球に注射で穴が開いてるため)
3)
現在、提携病院で処方されている膵炎、肝炎の治療薬はそのまま継続。
A動物病院では眼軟膏のみ処方(1日3回)

★一ヵ月後、再診。

1/10(金)
病院T動物病院(都内)へ
犬ペテロ


■エコー検査、レントゲン、心電図
・右の心臓には負荷がかかっている。肺動脈も白くなっている
・三尖弁に絡まっているフィラリアは器質化している
→手術(吊り出しまたは心臓を開く)の適用ではない
※器質化とは?
体外から入った異物、また体内に生じた血栓や壊死えした組織などの異物が、肉
芽組織でおおわれ、融解・吸収される過程。

・肺動脈に多量のフィラリアを確認
→今は栄養をとることが第一。ドッグフードはできればNG。主に肉魚を与える
→体調が改善すれば手術可能

 

【前庭障害(左の傾き)?】

・はっきりした診断にはCTが必要
・両耳とも内耳炎を起こしている。
・洗浄して耳垢除去。

■処方
抗生剤 1日2回×8日分

■再診
来週の金曜日

犬クルマ

先日行ったフィラリア手術後の抜糸
薬などは特になし。

2匹ともおとなしくおりこうでした。
ペテロは、病院で吐いてしまったり、車中で排便(ほとんど水)がありましたが、
シェルターに戻ってから、ささみ主体の夕食を食べ、マイペースで散歩もできま
した。

 

(by あんこさん)

 

1/11(土)
犬しばじい

水下痢が2日続いたので検便→異常なしでした。

 

(by あんこさん)

 


1/15(水)
犬和歌


膀胱炎、腎盂炎の再診
■体重 14.9kg
■尿検査
1)菌がいなくなりました。
2)ph7で正常値(前回8)
■エコー
胸水なし
膀胱壁の厚さ(正常2mm)
前回7mm→今回3.5mm
■診断
抗生剤は服用中分を飲み終わったら終了
■処方
1)心臓薬1ヶ月分
2)フィラリア陰転薬

★通院が月1に減りました。
心臓の方は安定しています。
状態に変化があれば、都度受診。

犬ミニョン


前回、腎臓数値が悪く投薬後の再検査
■体重 14.48kg
■血液検査
1)尿素窒素(正常値~29.2)
前回(12/23)74.4→今回 50.8
2)クレアチニン(正常値1.4)
前回2.00→今回2.04
ほぼ横ばい

■診断
1)薬は継続処方。
2)尿素窒素が下がったのは薬が効いているというよりは
 フード(腎臓療法食)が効いたのではないか。
3)定期的に数値を検査

【その他】
★フィラリア薬(坂本ハウス分)
冬、チル、チョー(1/19投薬分)

★カスミ・・・預り宅用フィラリア薬×2ヶ月分
ミルク

下痢止め

以上、1/6~の土浦シェルター医療報告です。

(by ぷう)
 

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