シェルター | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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シェルターって何だろう。


シェルターが存在しない時代が来ればいい。

保護犬がいなくなり、パピーミルやペットショップがなくなり、警察も動き、動物虐待がきちんと取り締まられ、みな大切に飼育される時代が来れば、シェルターは要らない。

でも今は、場所がないと助けられない。





シェルターはどうしても必要だった。
2011.3.11
原発事故のあと、警戒区域に残された被災動物を助ける必要があった。


朝日新聞の記事より引用させて頂きます。


福岡伸一さんと多様性語り合う

 最近よく聞く言葉に「多様性」があります。わかったような気でいても、そもそもどんな意味で、何のために必要なのか、と問われると答えに詰まりませんか? 「多様性って何だろう?」をテーマに英国在住のライター、ブレイディみかこさんと生物学者の福岡伸一さんに語り合ってもらいました。


 福岡 ブレイディさんはパンクロックに憧れて高校卒業後に渡英し、低所得者が多い地域で保育士として働かれてきたそうですね。どんなとき多様性の大切さを感じますか。

 ブレイディ 多様性の対極が分断だとよく言われますが、私は多様性と分断は隣り合わせだと思っています。英国でも、宗教やEU(欧州連合)離脱などでは意見が真っ二つに分かれる。でも同じ場にさえいれば、日常的に対立しながらも相手を理解し、落としどころを探る知恵も身についていく。多様性の対極はむしろ、相手を知ろうとしない態度なんですね。


 福岡 それは、移民の姿も知らずに排斥しようとするような態度ということですね。


 ブレイディ そうです。英国ではEU離脱派が多い地域は住民の多様性が乏しく、ロンドンなど移民や外国人が多い都市部では残留派が強い。やはり自分と異なる他者のいる場に身を置くと、身体で理解することがあるんです。逆に、現実の姿を知らないと「生活が厳しくなるのは移民のせいだ」と吹き込まれると、そう信じ込んでしまう。無知が原因で恐怖心がわきあがってくるのですね。


忖度とは違うエンパシー 自発的か利己的か

 福岡 昨夏、出版された「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、アイルランド人のパートナーとの間に生まれた息子さんが、英国の中学で多様なルーツを持つ友達との交流や貧富、差別などに直面しながら成長していく話です。その中で「なぜ多様性が大事なのか」と尋ねる息子さんに、ブレイディさんは印象的な返答をします。


以下、有料記事

https://www.asahi.com/sp/articles/ASMDN52VMMDNUPQJ00T.html?ref=opinion_mail_top





価値観の違う人と日常的に一緒にいて犬猫を助けるという目的に力を合わせていく現場。


シェルターではお互いに、生の心と身体でぶつかっていく。



シェルターを持つ前はイベントやTNRや啓発がメインだったが、


シェルターを持ってからは、保護譲渡活動が中心となり、人が集まる場ができた。


苦労もあるけれど、それはお互い様で、

日々を重ねていくと、

本当の信頼や壊れない関係が築ける。





多様性を体験し、多くを身体で学ぶ場となっています。







力を合わせてセンターの犬猫たちを助けられますように。

とにかく多くの力が必要です。


by 鶴田おかめ