イタリアでは市町村ごとに公的シェルターがあります。昨年、イタリアのシェルターを回りました。その記録を再掲させて頂きます。
イタリア、ナポリ。
小鳥はいました。
これが、夜9時、10時のゴールデンタイムに放送されるのです。
ペットショップと言っても、犬も猫も売られていません。
あるのはケージ、キャリー、フード、リードの物品のみ。
「一カ月半のトラ柄子猫、スリゴロ2匹、募集中!」
こちらは、、、
「ワクチン済みの4カ月、甘ったれ子猫を迎えてください」
「子犬の里親様探しています」
イタリアには、動物好きが多いです。
「ワクチン、マイクロチップ済み。雌のゴールディは避妊済み。母犬とともに道路で保護。檻や繫留はNG」
店主に聞くと、
「店先で犬や猫を売るなんてあり得ない。
社会通念上、許されないだろう」
そうだ、その通り。
夜に放送されるテレビ番組で、保護犬特集もありました。
車椅子の保護犬も登場。
ボランティアの方々が、日々の保護活動のエピソード、様々な苦労、また保護犬の賢さ、素晴らしさを語ります。
おふたりは動物ボランティアさん。
保護された犬が、いかに賢く、義理堅く、助けた人間に恩返しするかを語ります。
荒れた犬が、人の愛情により、変化するのです。
人の思いを理解したとき、それがリーダーとなって、こんどは新しく入ってくる保護犬を教育してくれることがあります。
話者も涙ながらに経験を語ります。
これが、夜9時、10時のゴールデンタイムに放送されるのです。
日本ではあり得ねえべ?
ちと、日本のテレビ局のやづらにも、頑張ってもらわねえどな。
ペット産業のやづらに足引っ張られっかな?
とっとと、やるしかねえべ。
人生は長ぐねえからよ。
やるしかねえべ。
な。
ちっと、みなよー、汗流してくんねえか。
by 鶴田おかめ