土浦シェルター医療報告 12/16~ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

12/16(月)
犬ライト


去勢後、前立腺腫瘍の再診
■体重 11.95kg
■血液検査(前回11/19実施)
★GTP(肝臓)正常値~78
前回146→ 今回187
★ALP(肝臓、胆のう)
前回750→ 今回941

2項目の数値が前回より上昇していますが
前々回の数値とほぼ同じなので横ばい。

■エコー検査
去勢前に前立腺にボコボコとした腫れを確認。
今回の検査では
前回4cm→ 今回2cm
と縮小されており、ボコボコも僅かに残っているものの減少。
予後は概ね良好。

■処方
ウルソ
スパカール

犬


数日前より下痢が続き受診
■体重8.25kg
■血液検査
全て問題なし

 

■便検査

1)がほう菌(+)
フラジールが処方されました。
2)その他虫卵などなし
■心雑音
前回より減少。

【その他便検査】
まゆげ・・・ジアルジア再検査→(-)

【その他処方】
★フィラリア薬(おかめハウス分)
歩、タケル、カスミ、チル、チョー、チー、冬

12/18(水)
犬和歌


定期健診
■体重 14.9kg
■エコー
胸水・・・なし
■乳腺腫瘍・・・そのまま。変化なし。
大きくなるようなら切除。
ただし先日麻酔をかけているので、最低3ヶ月は空けたい。
将来的には行う。
■フィラリア投薬
休止していたフィラリア投薬を再開いたします。

■処方
次回が1/15(水)なるので、いつものお薬を
30日分と、フィラリア薬を3回分処方されました。

~その他処方~
【土浦シェルター】
■常用薬
ロルフ、プリン
■フィラリア薬
ロルフ、蓮・小花・プリン・キャンディ・とんみん
たえ・タカミー・生・茶々・白州・令華

【坂本ハウス】
★フィラリア陰転薬
・タロウ、おー、パル、あけび、トト

12/20(金)
犬


耳の再診
■体重 16.75kg
■耳洗浄
鎮静剤を用いて行いました。
★左:
汚れが酷いものの、一ヶ月目でこの程度なら
良い方だとのこと。

洗浄後に確認したところ、耳内はとても綺麗になっていて
炎症は治まっている。

★右:
ずいぶん綺麗になった。
洗浄後には、鼓膜が見える。
少しは聞こえているのではないか。

※但し、年齢なりの耳の遠さはある。

以前と比べて、処置中の痛がり方が弱くなりました。
治療開始当初より、痛みは減っていると感じます。

耳洗浄と同時進行で爪切りをしていただきました。
耳周りの毛も刈っていただき、ブラシもかけてくださいました。
蓮は気持ちよさそうにしていました。

■今後
月に1回程度で再診。
点耳薬は2~3日に1回でよい。
■処方
点耳薬1本

【ペッパー】
■便検査
ジアルジア(+)
ドロンタールプラス×3日間 セット済み

【ミニョン】
■処方
ドロンタールプラス×3日間

【ミナミ】
■処方
1)マンソン(+)のため駆虫薬×1回分(半錠)
2)ドロンタールプラス×3日間

どちらも投薬セット済み。

12/23(月)
犬チャコ


耳の汚れと、ホルモン数値の検査
■体重 25.2kg
前回より3kg増。
体重管理が必要。

■血液検査
ホルモン数値・・・異常なし

■耳
汚れと痒みなどで診察
左右とも、洗浄するほどではなく点耳薬でよい。
点耳薬×1本の処方。1日1回。

犬ミニョン


咳がひどく受診
■体重 14.45kg
■尿検査
たんぱくが検出

■便検査
ジアルジア(-)

■レントゲン
気管支に炎症、右側心臓肥大
気管虚脱はなし

■血液検査
1)腎臓
★尿素窒素(正常値~29.2)
今回 74.7
★クレアチニン(~1.4)
今回 2.00

2)炎症、感染
★総たんぱく(~7.2)
今回 8.5
★グロプリン(~3.2)
今回 5.1

炎症、感染の項目と、腎臓数値に異常あり。

心臓の形状などから、再度フィラリア検査を実施。
結果(-)

■耳
左耳に耳血腫の跡あり。
右耳は鼓膜も見えている。
点耳薬の処方。様子見。
1日1回

<診断>
1.
腎臓数値が20とステージ2。
21~ステージ3となり、補液が必要になってくるが
現段階ではそこまでではない。


2.食事
腎臓療法食を

3.処方
気管支拡張剤
腎臓の薬
ステロイド(咳)
朝晩2回
でセット済み。

投薬が終わったら再検査。

 

4.その他
首を触ると特に咳き込むため
首輪はやめてハーネスに。

【その他処方】
クレア・・・フィラリア薬(トライアル持参分)

12/24(火)
犬ペッパー


フィラリア陰転のための受診
■体重 8.45kg
■レントゲン
心臓肥大、気管支はそこまで酷くない。
心雑音もなし

 

■腰
酷く曲がっているので痛みがあると思われる。

<診断>
M病院で血液検査など詳細検査を行っていたため
今回はなし。
抗原検査でフィラリア(+)のため、MF検査も未実施。

M病院で処方されていた薬
アビナック(心臓)と、チラージン(甲状腺)は
継続投薬のため、同じ薬を処方。
ペルサンチン(血液をサラサラにする薬)は中止。

■処方
1)陰転治療に伴う抗生剤とステロイド、フィラリア薬の処方
抗生剤は明日より開始。

2)咳止めのステロイド

犬ヒカリ


再診
■体重 8.85kg(前回より1kg増)
■目
右眼球が前回よりも突出してきており限界
<今後>
1)
眼球が突出してきて傷などするリスクも考えると
摘出するのが望ましい。

★2/3(月)に手術予約
それ以前に眼球が破れるなどした場合は、前倒しで
緊急手術を行う。

2)
左目は右目ほど突出していないため、眼球に注射をし
縮小を図る処置の予定。
実施日は左目のあと。

すい炎の薬は継続服用で処方。

【その他】
坂本ハウス
陰転治療が必要な犬
ヘーゼル、マカダミア、カシュー、ピーナッツ
ココナッツ、ルーン、ジョーカー
以上7頭の陰転治療薬の処方。

※パルは前回、処方してもらっているため今回はなし。


12/27(金)
犬ロルフ


耳の再診、狂犬病ワクチン
■体重 37.85kg
■狂犬病ワクチン・・・済
■耳
1)
右耳、左耳とも前回よりも乾いてグチュグチュ感はなし。
ペリッと綺麗に汚れが剥がれた箇所もあり、洗浄後の耳内の
皮膚は薄ピンク色で、経過は良好。

2)
閉塞していた耳穴が開いてきて中の汚れも浮いてきている。
前回、洗浄できなかった部分まで洗浄液を入れることができた。
※ただし、聴覚はなし。

■アトピー
ステロイドがよく効いていて、お腹の皮膚が黒くガサガサになっていた場所も
ピンク色の皮膚で柔らかくなってきている。
経過良好。

■去勢手術
2/上旬 予約

■その他
口元に1cmほどのイボのような物が出来ていて、大きくなるか
経過観察。
去勢時に可能であれば切除。
 

以上、12/16~の医療報告でした。

 

 

年内の受診は以上です。

 

本年も、私どもの活動にご理解いただき、ご協力くださった皆様に
会員一同、深く感謝しております。

 

皆様から、多くのご支援を頂いたおかげで
今年1年も、病気の犬達、猫たちの治療をするができました。
本当にありがとうございました。

皆様からお寄せいただいたご厚意は、1円も無駄にすることなく
すべて犬猫たちのために大切に使わせて頂いております。

今後とも、どうかお力添えを頂きますよう
宜しくお願いいたします。

新しい1年が、皆様にとって
そして犬達、猫達にとって、幸多き1年でありますように
星


(by ぷう)

 

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