センターにいる子たち | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ



昨日、茨城県動物指導センターから
シニア犬を4頭、奪還してきました。


千ちゃん似のおじいちゃん。
名前はアトムくん。

目が見えませんが優しく穏やか。


耳もとで吠えられていた子、おもち。
まだ元気。

ヤヤ、
マンソンあり。
昨晩、確実に薬をのませました。





下痢がひどい。
でも4頭とも食欲あります。
おもち
ロージー
アトム



暖かく受け入れてくださったシェルターのボランティアの皆さま、さっそくありがとうございます。




2019.1.10


犬猫をみだりに殺すことが常態化している、動物愛護法44条違反にあたいするので、警察を呼んだ背景について、ご報告します。



昨日はシニア4匹を迎えに行きましたが、結局は、センターは処分を止めようとはしませんでした。


昨日も私が帰ったあと、相変わらず処分が行われること、殺される犬が決められていることを偶然耳にしました。


このところ毎日センターに電話して、センター長や愛護推進課長に殺さないお願いをしてまいりました。また、はっきりと、約束をさせてきました。センター長、愛護推進課長とも。


が、それなのに、夕方には、殺処分数頭の予定を組んでいました。


当会では、殺す犬4頭分の場所をあけ、シニア4頭を車に入れ、個別房は空きました。


場所がないから殺す、との理由だったから、場所を作るために引き出したのです。


すると、今度は譲渡適性がない、との理由で、頃そうとします。野犬、野犬、野犬、と繰り返します。


野犬と言いますが、ほとんど人に飼われてきた犬です。首輪を外されて捨てられた、遺棄犯罪の証拠です。捨てた飼い主を探すため捜査しなくてはなりません。動物愛護法に捨てたら100万円の罰則規定まであるのですから。それを殺してしまうことは証拠隠滅です。


また、噛まれる、唸る、職員が危ない、と言いますが、噛んだ状況を聞くと、いきなり抱き上げたりいきなり首にロープかけて首を締めながら個別房に引っ張っていったからです。犬の扱いの基本が身についていないようです。

噛むには理由があります。野犬は怖がり逃げるだけ、自分から攻撃はしないです。センターにドッグトレーナーさんをひとり入れて、職員さんたちに扱いを指導したら噛まれないで済みます。




噛むしかできない、噛むの当たり前。それを理由にどんどん殺す。


ブラックボックスで、なかは分からない。書類も1年で焼却。どんな犬がいたかももう闇のなか。


保護指導課長には、犬を選ばず、殺す予定の犬を連れていけばよいと言われました。でも私たちには、どの犬を殺すか、何頭殺すかも教えた頂けていません。


女性職員に尋ねても、なんで知りたいんですか?業務に支障があるから、教えられません、と明かしません。犬の説明のあいだも、急かし、怒鳴ります。


シニアでなく野犬を連れていけ、と昨日、保護指導課長は私に言いましたが、私は、シニアは弱るから早く出さないとならないから、優先して出しました、とご説明しました。夜はストーブもないし湯たんぽなど皆無です。


昨日、引き出したメス柴は、下痢がひどくても投薬もせずに、放置してありました。医療ネグレクトです。レントゲンもなく血液検査もできないのに負傷動物を引き取っている、それは違法です。


昨日は殺す計画をおやめになりませんでしたし、これからも処分し続けていくとはっきり言われました。


県民は税金で処分してほしいとは考えていません。県議も尽力下さり、殺処分ゼロ条例を作りました。


しかし、センター長はじめ職員の意識はかつての狂犬病予防員のまま、旧態然としています。


警察を呼びましたら、こちらの話を聞く前に、すでにセンターの肩を持つ発言をしました。殺す業務は仕方ない、と。疑いがあるなら捜査しなくてはならないはずですが、すぐ帰ろうとしました。県警に相談しましたが、処分を止めるのは無理だとのこと。



保護指導課長が3時から4時にきて、笑いながら、今日はどの犬にしようかな、と、処分する犬を選んでいく。世話をしていない人が、それでなぜ野犬だとわかるのでしよう?おとなしくても、みてくれ悪い犬は損をして、選ばれるそうです。


今年度は11月までに犬はすでに210頭処分しています。こんな数、野犬だけではない。

猫は130匹。ある団体さんは殺処分ゼロにしていると信じて猫を引き出し尽力されていましたのに、こっそり注射していました。

10月に48体の遺体。


昨日は、みんなが殺す殺すと、夕方に処分をしたがるので、とめるには警察を呼ぶしかありませんでした。今日の金曜日には処分しない、と言いました。が、月曜からはまた処分する、と。助ける仕組みを作らねばと思います。昨日は地獄でした。警察もセンターの味方。若い警官たちも、センターの言いなり。こちらの話しを聞く前に、すでにセンターとは、なあなあの関係。


動物愛護法違反があるなら、調査をすべき。

それをしたがらなかった。


電話口で弁護士が、調査をしろと強く話したら、ようやく白長靴を履いて、犬舎に入っていった。が、すぐ出てきて違法でないと言い、もう時間だからと帰っていった。生活安全課も来なかった。


笠間署では拉致があかないから、県警に連絡したけれど、殺処分は止められない、と。


法違反、条例違反、

茨城県センターは、犬猫を、みだりに殺していることになると私は確信しています。


☆☆☆


たまたま同行してくださっていた広告代理店のT様に、あなたはいま、地獄にいるね、と言われました。




地獄にいるのは、あの子たちです。


何か言えるのは言葉もつ人間だけ。



by 鶴田おかめ




  

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