茶豆くん、土浦シェルター入り | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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2年前に脱走し、探し続けていた保護犬の茶豆が、土浦のあるお宅で保護されていたことがわかりました。暑さの過酷な8月が終わるまで引き続き預かりをお願いし、秋に土浦シェルター入りの予定でした。ナナさんが通ってくださってきました。

 ナナさんより。

逸走後、写真を片手にあちこち探しましたが見つからず、半ば諦めておりました。
 先月、その子を土浦の方が保護してくれていた事が分かりました。
名前は茶豆。センター出しの時は太一と名付けていましたが、誰からも呼ばれる事なく逸走。 保護主さんが茶豆と付けてくれました。

 1年半位は保護主さんのもとでご飯を貰い、散歩をして貰っていましたが全然触る事が出来ません。散歩は係留用のワイヤーリードでしていました。
 人が近づくと怖くて逃げるタイプです。それ以上の接触をしていませんので噛むかどうかは不明です。

その茶豆が今朝首輪のD缶が外れ逃げました。とは言っても敷地内でうろうろしています。

 常総の八間堀さんに捕獲器2台を搬送して頂き、既存の捕獲器と3台敷地内に設置してきました。大好きな雌犬が居て、その子を敷地内で係留しているので横に伏せています。

捕獲器に入ったら、今日保護出来れば病院へ明日の場合はシェルターに直接運びます。

その際お手伝い下さる方がいれば助かります。

とても怖がりで特に男性は怖い様です。それと車も とても苦手です。

保護主さんの地区を4-5ヶ月放浪していたので、その間人から叩かれたり車にはねられたかも知れないそうです。保護当初は片足を庇っていたそうです。


8.18
本日、八間堀さんにご尽力頂き茶豆を保護出来ました。
M博士さんに許可を頂き、ゼーレのいた部屋に係留しました。



前回の鎮静剤15㎎では効かなかったので、今日は倍の30㎎を食べさせました。
しかし前回の様にフラフラにはならず1時間を経ても立ち上がり歩いています。
保護して下さっていたSさんから、茶豆がウロウロ近くを歩き子供のいる家庭では怖がられているので、今日中に保護して欲しいと言われました。


八間堀さんが持っていらした網で捕まえようとしたら、網を噛みきりました。

そこで端に追い込んで柄のついたロープを首にかけ(実際は胴にかかりましたが)、
すかさず毛布を女性2人で頭にくるんで、ケージに押して入れました。
茶豆はどんなにか怖かったと思います。


その後アレフACに電話をして注射の鎮静剤を打ってほしい旨伝えましたが、錠剤を倍量出すので
それを飲ませて寝むったのを確認後、連れてくる様指示されました


午後に薬を取りに行ったのですが、45㎎処方されました。
これを木曜(23日)に飲ませ、眠ったらアレフに搬送してワクチン・フィラリア検査・血液検査を受けます。

便が取れれば、便検査と駆虫薬も貰ってきます。
本日はシェルターにあるフロントラインプラスを滴下しました。
八間堀さんが皮手をして首を抑えながら やって下さった為皮膚に付いたかは不明です。


圭さん-直近のフィラリア薬は8/6にSさんが飲ませてくれました。
薬名はミルべマイシン0.5錠(30分前にプレドニゾロン=ステロイドを飲ませています)です。


宜しくお願い致します。



が居なくなり疲れとくすりで眠ている様子
投薬前の様子→シェルター入りして緊張しています。


本日午前中に茶豆の散歩をしました。
下へ降りて草むらを歩き、部屋に戻る扉の所で大量のオシッコをしました。
その際、2本している首輪の緑の方(顔に近い方)が緩いのに気づきました。昨日、噛み付く茶豆の口を八間堀さんが革手で抑えつつ、私が付けたので緩めだった様です。
ですので、外の散歩は禁止でお願いします。犬舎の中で歩かせて下さい。無理にやらなくても良いです。
今日も小さく唸っていました。が、人が無理に近づいたりしなければ茶豆から噛みに来ることは無いと思います。しかし皆無とは言えませんのでご用心下さい。未だ緊張しています

木曜午前中に鎮静剤を飲ませ寝たら病院搬送です。首輪は、その際にきつめにします。

怖い思いをさせて保護していますので、穏やかに過ごさせて下さい
棒を持って部屋に入ったりしないで下さい。放浪中に棒で叩かれていると思います。
部屋に入る際は、噛みつきに注意しつつ、静かにゆっくり接して下さい。
宜しくお願い致します。


☆☆☆☆☆☆☆☆

お世話になっております。
シェルターボランティアのジロと申します。

本日の午後犬に入ったのですが、ナナ様からのメールを拝見したのは帰宅後で、知らずに茶豆の散歩をしてしまいました。
首輪が緩くなっていて逸走の危険もあり、慎重に接する必要がありましたのに迂闊なことをしてしまいまして大変申し訳ございませんでした。

知らずに接したことで、今日の夕方の茶豆は少し和らいできたのかな…との印象を持ちましたのでお知らせしたいと存じます。

最初、らんさんと私とで、鎖が届かない距離からジャーキーなどのおやつをそっと投げたりして(食べませんでしたが…)暫く様子を見ていたところ吠えたり唸ったりはなく、私が鎖を外してみると自分からバリケンから出てきたのでそのまま竹藪の先まで散歩しました。
散歩と言ってもやや逃げ気味でした。途中で私もしゃがんでゆっくりしながらジャーキーを手に乗せて差し出してみたら近づいてきて手を少し舐めてくれました。ジャーキーは口にしたのですが直ぐに出して食べはしませんでした。排尿排便はしませんでした。

犬舎に戻ったらまた直ぐにバリケンに籠りましたが、鎖を繋ぐのに手間取ってバリケンの天井でジャラジャラといつまでも音を立てていたのが不快だったのか、一度バリケンから出たりもしましたが、やはり吠えたり唸ったりすることはありませんでした。
(散歩に連れ出す時にバリケンから出てきたのも、ジャラジャラ音が不快だったからかもしれません。)

以上が今日の午後散歩の様子です。

メールを拝見して逸走の危険があったと知り、たまたま何事もなくて良かった…と胸をなで降ろしました。今後のシェルターワークでは一層気をつけねばと思った次第です。

長文で失礼しました。お詫びとご連絡まで。ジロ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

初めまして。ナナです。
昨日のメールを送る時間が遅かった為、ご迷惑をお掛けしました。

茶豆は触られなければ穏やかです。
昨日の散歩はジロさんがゆっくり様子を見ながら接して下さったので茶豆も安心して歩いたのだと思います。

私自身、茶豆の散歩は昨日の昼が始めてでした。
首輪の緩みを見つけたので、少しの時間で切り上げました。
もう少し様子を見て、あの子の癖なども分かれば皆さんにお願い出来るかとも思います。
その間は、ムサシの散歩を担当されている方にお願いしたいと思います。

取り敢えず、今日明日は首輪の緩みがあるのでお散歩は部屋の中でお願いします。
茶豆は逃げる子です。1人で生きていける子です。
フリーで歩く楽しさも怖さも知っています。
茶豆に限らずシェルターの子は、凡そ隙があれば逃げると思います
散歩の際の扉の締め忘れ等、皆様、十分にご注意下さい。

又、ご連絡させて頂きます。   ナナ


以上、会員掲示板から転載致しました。

また、茶豆のワクチン接種・血液検査について。

茶豆は3回目の鎮静剤(体重1kgに対し1mgx3倍=45mg)でも寝ませんでした。
病院では完全に覚醒し、先生が鎮静剤の注射をして採血、ワクチン接種(7種)、爪切り、
肛門腺絞りをして下さいました。

結果、フィラリアは陰性、血液検査も内蔵は全て範囲内の数値でした。
全ての処置後、覚醒のための注射をして下さり、10分後には目を開けました。
フィラリアが陽性の場合、死もあると言われましたので目を開けた時は泣けてきました。

茶豆の首輪もきつめにしましたので、ムサシやラッキーの担当の方に散歩して頂けます。

ナナ


、、、というわけの、茶豆。


またまたシェルターに新しいわんこが入りました。



ボランティアの皆さま、どうか茶豆も加えたシェルターの保護犬たちを、どうぞよろしくお願い致します。

by 鶴田おかめ