1.14 猫の捕獲@常総 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


常総の野犬エリアで、リンス、ウイスキーと猫の捕獲器を10個セット。


このエリアでは、2年かけて、かなりの頭数の猫さんをTNRしてきました。

つまり、保護して避妊去勢しました。不幸な命が増えないように。



なついていたら譲渡にまわし、基本はリターン。つまり元に戻します。
餌場や隠れ場所がわかる住み慣れた地域で、一代限りの猫生をまっとうさせる活動です。

この世は人間だけのものではない、飼い主不明の猫だって、尊い命です。

存在して良い。

堂々と生きなさいよ。


猫は野生動物ではない、人間社会のなかで生きる社会的な愛護動物。飼い猫も、野良猫も同じ。法的に、同じ猫。


増えてしまうのも、もとは人が捨てた猫が始まり。

無責任な餌やりが、不幸な愛護動物を増やすから、ごはんをあげるなら、とにかく保護して手術をします。



TNR、地域猫活動は、あとのマネージメントが大切。
長い見守り。
行動力。
雨の日も風の日も。
これぞ、本当の愛。

また新たに流れてきたり、生まれてきたり。
定期的なトラップの繰り返し。

1匹のメス猫からまた増えるのはあっという間。

次々とつかまる。

この日は6匹入りました。

翌日、地元の病院で、手術をして頂けることになりました。

有り難いことです。
先生、看護師さんたち、いつも野良猫さんたちをありがとうございます!
暗くなってから廻るとまた入っていました。


空だった捕獲器にはホカロンをタオルでくるんだのを入れて、夜通し仕掛けます。

翌朝はリンスとウイスキーちゃんが、仕掛けた捕獲器を見回り、入っていたら病院へ連れて行きます。空なら熱々のえさをまた入れ仕掛け直します。


お店の従業員さんも協力してくれます。

高校生の男子生徒たちも、情報をくれます。

みんなで力合わせています。


市民のパワー。

by 鶴田おかめ