片前足切断犬『サン』シェルター入り | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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筑西市にて放浪していた犬

3本足で歩行し、左前足の手首が切れ、皮一枚でつながっており、

痛そうにうずくまっているところを、

心ある方々が見捨てておけず病院に連れて行ってくれました。

 

 

足は感染症の事も考え、ヒジ部分より下の切断手術を余儀なくされました。

レントゲンの結果、体中に銃弾の破片が多数あり、獣医師によると、

恐らく狩猟犬だったのではないかと。

幸い弾は体に害のあるところにはないのでこのまま経過観察となりました。

また、手首の創傷は恐らくイノシシなどの罠と思われるそうで、

手首も相当痛いだろうに我慢強く静かにしている事が身についているそうです。

 

保護時の状況等からの推測ですが、

狩猟犬で手首が罠にかかり切断の大けがをして、

田舎の地域から住宅地に遺棄されたのではないかと思われます。

 

シェルター入りが決まり、保護した方々はカンパをして手術や入院、初期医療など全て負担されました。

獣医師さんは大変理解のある方で、抜糸が終わりしっかりと傷口がふさがるまで、ご厚意で入院させて下さいました。

 

現在14kg、理想は16kg位で足の負担を考え20kgは超えないように注意です。

フィラリア陽性ですが心臓は変形しておらず、長期に多数の虫がいるということはなさそうとのこと。

 

そして今日、雨の中、保護主さんと共にシェルターに到着。

 

用意した部屋に入り、保護主さんが優しく声をかけて撫でていると、

無表情ながらお腹を見せてナデナデを歓迎。

 

緊張もあると思いますが、あまり人の目を見ず、感情を表しません。

大人しく無口ですが、逃げ隠れもせず、芯が強く自分のペースがある子のようです。

お散歩に誘ってみると、やはり不安なのか足が進まないので、

なーんにも考えてなさそうな、あっけらかんボンちゃんをお散歩メイトに任命。

 

早く行こうぜ~

ね~早く~

(↑ちなみに今日シェルターでシャンプーしました)

 

今日は本当に少しだけで戻りましたが、だんだん調子が出てきて、

スッタカターと軽快に歩く場面も。

 

疲れると、マイペースに休みます。

少しずつリハビリしていこうね!!

 

頑張った散歩の後は、カタピさんママお手製のスープ&お肉トッピングきらきら

 

美味しいご飯、豊かな自然、ボランティアさんの愛情、ワンズ仲間の中で、

心も体も回復していきますように。

 

これからの未来が太陽のように明るく照らされますよう、

名前は『サン』としました太陽

 

サンの輝く笑顔が早く見られるといいな♪

 

(byドラメイ)