
ハンディのあるアポに運命のご縁がつながり、
先月、めでたく正式譲渡となりました

里親希望アンケートフォームに、希望犬「アポロ」とあった時には、
正直、ハンディのあるアポを希望してくださる方が現れることはほぼ諦めていたので、
思わず二度見…!!
圧迫排尿のことなど、健常犬とは違いケアが必要なこともあり、シェルターでお見合い後、
まずは「お預かりボランティア」という形から始めてみることとなりました。


3月末、水戸市のH様宅へお届けとなりました。


新生活当初、この硬い表情^^;

ベランダに脱走防止柵を作ってもらい、大好きなお外が眺められて御満悦♪

どんどん打ち解けて、この表情


H様は、車いすでも安全な広々した公園まで、毎日2回、車でアポを連れ出して下さいます


県庁前を、車いす「アポロ13号」で颯爽と闊歩。
たくさんの方に声をかけてもらい、
存在自体が、はからずも、動物愛護の啓発になっているそうです。


春爛漫、お花見


お買いものにも同伴、おニューのお散歩リードを物色

何よりも歩くことが好きで、甘えん坊なアポだから、今の生活は一番幸せに違いありません。


アポの幸せな毎日の様子や、排尿もバッチリできるようになったH様の献身的なケアにより、
不安は全くなくなりました

H様から、正式譲渡のお申し出を頂き、
6月末にシェルターにて再会、譲渡の手続きをさせて頂きました。

シェルター近くに来ると車内でそわそわしていたそうで、再会した時には、とても喜んでくれました。
よかった…忘れられてなくて^^;

手続きも終わり、久しぶりのシェルター散歩



アポ、なつかしい?

新しいお友達もいます!

何より、ずっとアポを愛してくれる、大好きなおかあさんができました。

アポがH様の愛情に守られていることを、心から嬉しく思います。
アポロの幸せを思うと、こちらまで幸せでいっぱいになります


クルマ版アポロ13号は、ナンバーも「13」


嬉しい再会もつかの間、ホームへと帰っていくアポロ。幸せな見送りでした。

我が家でアポが使っていて、婿入りに持参したクッションやシーツを、

(↑我が家時代)
今でも時々ひっぱり出してきては、我が家を思い出しているっぽいそうな…こいつめ



毎日穴掘りに精を出し、

安心できる本当の我が家で寛ぐアポロ。

H様との出会いの為に、
我が家での仮の生活があったのだと思うと、そんな役割をできたことをとても嬉しく思います。
水戸市の動物愛護推進員でもおられるH様。
アポロは、生きていることで、たくさんの方に様々なことを教えてくれています。
事故に遭い、背骨を分断骨折する重傷を負いながらも九死に一生を得たこと、
4日間も放置されながら生きながらえて保護されたこと、車いすをご提供頂いたこと、
H様との出会いと、本当に幸運な犬だと思います。
私とH様の想いは同じです。
アポロを見て、「可哀想なワンちゃん」と言う方には、こう思います。
「アポロは幸せです。
足は動かないけれど、生きていて、愛されて、歩いているのだから。
本当に可哀想な犬は、健康なのに、人の目にも留まらず、知られることもなく、今この時にも人の勝手で殺されているんですよ」
アポロ、これからも不屈の明るさで歩き続けてね!!

フォスターペアレントとしてご支援して下さった皆様、
アポロを応援して下さった皆様に、心より感謝を申し上げます。
(byドラメイ)
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