5.13、センターから猫4匹を引き出し | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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公示を見ると、常総から茨城県動物指導センターに収容された猫がいましたので、引き取りに行きました。

小さな仔猫3匹がいたので、これも連れて帰ることにしました。昨日つくばから収容されたそうです。


常総猫くん、
具合が悪そうです。

右側の髭だけがない
右目の下にかさぶた
歩けない
よろよろ
右足に壊死
爪先が延びてバレリーナ
レントゲンでは
腰の骨を骨折
ぐったり
貧血
たぶん事故で出血、おしりまわりが黒いから内蔵から出血したかも
エイズ、白血病、陽性
高熱
かいせんぽい

センターでワクチンを済ませたので、
こまち動物病院さんでは、


アドボケート
補液
コンベニア注射
ウイルス検査

名前は、天津飯くん。

水害のあった常総から笠間のセンターに来た犬猫は、昨年9月以降、何がなんでも引き出してきました。いつまで頑張れるかな、と悩みながら。

譲渡しやすい小型犬や子犬仔猫ばかりなら、どんなに後が楽でしょう。

でも、こちらから線を引かない、選ばない、と決めました。

ご縁があって、向こうからやって来るのです。

淡々と、慣れない犬も、負傷猫も、ただ、無心で引き受ける。

この満身創痍の猫さんも、まず譲渡は無理、少しでも元気にして、食べさせて、安心できる環境で、看とることしかできないでしょう。

最期の看とりもとても大切な行いだと感じます。
ただ、いていいよ、と。
ゆっくり安心できる場所と、ごはんの提供だけで、意義があります。


元気な犬猫も、死にかけた犬猫も、命の重さは等しいなあと感じます。

物心ついた犬猫ほど、よく理解をしていて、悟っていて、処分を行うセンターに置くのは、つらく、憐れです。

子犬や子猫はわけがわからないので。それが、せめてもの慰め。


センターには仔猫も3匹いましたので、週末を迎える前にと、引き出してきました。




アドボケートと
インターフェロン入りの目薬。




きっとスクスク育ちます。

来月に里親会デビュー。

ショー、ロン、ポー
どうぞよろしくお願いいたします。

by おかめ