被災犬Cちゃんと、拉麺人生 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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常総の被災犬cちゃん、やっと見つけました。
9月からずっと探していました。

9月に災害NGO、NPO の集まりで、伺った話。
被災者の方たちから相談を受けている、と。

捨てられた犬で、水害前から、地域で餌をもらっている犬がいる、
Cちゃんと呼ばれている。
だれもつかまえられない、
白い犬だけど、泥で茶色くなっている。
その犬を助けてほしい、と。

物資を配布しながら、ずっと探していました。






訪ね歩いて、やっと見つけました。思ったより、ずっと中心部で、地域犬のようになっていました。おおらかにみんなから世話をされている方がわかりました。

近所の方に聞くと、
「猫もこの地区にたくさんいるよ。
のんびり寝ている。
このあたりには保健所に通報するような人はいない。ただ、水害のあとに猫はだいぶいなくなったな」

餌を朝晩あげている方に、保護をしてよいか伺いましたが、
ずっとみんなで世話しているから連れていかないでと。可愛いからと。

あたりは昭和20年代を思わせる、のどかな住宅地です。日系ブラジル人がたくさんいらっしゃいます。

ブラジルの方は動物を家族のように大切にされます。避難所に同伴避難されていた方で、大きな割合を占めていたのは、日系ブラジル人の方たちでした。

もうおばあちゃん犬です。出産や繁殖もなさそうで、地域にお世話人もおられます。
見守りをすることにしました。
獣医さんの往診でワクチンはできるかも。

物資に困ったり、保護をしてほしくなったら、CAPIN に連絡をもらうことになりました。
車に積んでいた皆様からの支援物資をcちゃんのお世話人さんにお渡ししました。


土曜日の常総シェルター。
シナモンさん、あぶさん、ともこさんと賑やかに活動しました。


倉庫の整理。



ともこさんからタオルとティッシュの寄付を頂きました。ティッシュがなかったので助かりました。










お世話のあとに、健康管理記録付け。



ところで、鬼怒川のほとりにある拉麺屋さん「人生」。


土手沿いに今夜も車が並び、待つお客さんは10人以上。


橋から見下ろす、店の屋根についた信号機。
赤なら休み、青なら営業中。

あ、青だ!となれば、イソイソと
土手に降りる分かりにくい道をたどり、店を目指します。


麺とスープで勝負の拉麺「人生劇場」。
チャーシューなし、
ネギのみ、450円。

「第二の人生」とは、スープに入れるごはんのこと。

日本酒「人生」も美味、
さあ、くいっとやって、嫌なこと忘れて寝ちゃってください。

常総に来られたらぜひ召し上がってみてください。
有名なお店ですのでご存知の方も多いでしょうが、、、、深い味です。

By おかめ