常総被災動物たちに物資をお届け | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


圏央道が開通したため、茨城県西の境古河インターから八王子まで繋がりました。

これまで通勤には常磐道と外環と関越を使っていましたが、圏央道で一本。境古河インターまでは下道で約一時間かかりますが、必ず常総を通ります。


車に物資を積んでおき、被災された方たちに、帰り道に寄って、お届けできるようになりました。

シェルター当番がある日は、お世話に時間がとられるため、物資をお届けするのは仕事オンの日の帰り道。

皆様からの物資を、お届けしながら、犬の様子をみたり、飼い主さんに、ペット同伴者の公営住宅入居申請について直接お知らせします。



犬も猫も飼い主さんも元気にしていることを確認できるとほっとします。

ミルクやりボランティアやるから乳飲み子が来たらいつでも言ってくださいね、とありがたいお言葉も頂き、私たちも助けられていることを実感します。この世は互助で成り立ちます。



火曜日の犬たち。
土浦のCAPINシェルター、
常総被災犬、りょう。





犬歯が切られていました。
少しあまがみするからだと思います。
明らかに飼い犬。
人が好きで、すぐに脇の下に頭を入れてきます。見つめ合えば気持ちを理解し、潤んだ瞳で見つめ返します。









ハナ子とハラス。










ラッキー、はずむゴム毬


猪が掘り返した跡を踏みながら歩きます。

ミミズは美味しかったかね。
猪の通り道がたくさんあります。




つい触りたくなる頭、グッと堪えます。ラッキーは触られたら嫌がるから。
散歩中のアイコンタクトもあまりない。
時間をかけるしかない、いまは淡々とお世話。

ドッグランにいれた犬ハラスは、脱走していないかな、山から見つめる、


あ、無事にいた、しっぽがあがって、走り回っている。
あさいろのくもさんと、たまさんが、
犬舎に入れて下さっていました。

扉をガリガリやっていたらしい。
脱走防止には人がついていなければだめ。
しっかりした頑丈なドッグランがあればな。

CAPIN のは、手作りドッグランだから、柵の下を掘られて穴をあけられたり、扉に頭突きをして扉や柵を壊して外に出る犬もいます。

脱走できないドッグランがあれば、交代で犬たちを出してあげられ、そのまま置いておける、
私たちの散歩も楽になる。

ドッグランの補強が、私たちの夢です。
が、フェンス一枚にもお金がかかります。

あさいろのくもさんが見張ってくださり、助かりました。



自宅猫のお世話。
何匹いるかもうわからん、40前後。



そして、昼には常総へ走る。
中村議員さんを訪問し、市長への嘆願時のお礼ご挨拶とご報告をいたしました。

避難所にいらした犬連れ3家族はみなさんが行き場が決まったこと(市の対応に疑問点があり交渉の末何とか解決しました)、ペット可の公務員住宅の空きはあと七戸だけ。混乱を避けるため公募はしない(一般の方に知らせず水面下で決めてしまうなら不平等でありこれには抗議をしましたが公募はしない、の方針は変わらない、それどころか)申請は11日金曜まで(急に期限を設ける意味がわからない)
、私はこのために署名を集めたのではない、三家族だけ救われればよいという話ではないのです。

中村市議にはご報告し、なるべく沢山の方に公務員住宅のペット受け入れをお伝え下さいとお願いしました。



ぶひぶひと駆け寄ってくる馬にバナナをあげます。

てっちゃんの水をかえ、馬の水をかえます。



放し飼いの犬の飼い主に交渉しました。
こちらで引き取り去勢し譲渡することに、やっと了解下さいました。

7月以降に産まれた子犬たち、29匹を、ワーキングチームで譲渡したのですから。野犬も少なくなったでしょう、と。

1歩ずつ。ああ、ここまで来るのに9カ月かかった。

言葉でなく行いを重ねて、成果を示していくしかなかったのです。

3月には追い払われたのに。

大学地域猫しかり。
最初は立ち入り禁止だったのが、今では協定を結べている。

人を変えるのは、行いの積み重ねです。

こう


かい


さぶ



より


いつ


むつ


なな


フィラリア陽性の子たちにはモキシハートを飲ませました。

おやすみ、みんな。

ここは冷えるね。
はやくみんなに暖かい家族ができますように。

また、あした来るよ。



By おかめ