アポロ13号 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

4月半ば保護された、背骨骨折の常総ワンコ、アポロ。
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保護された様子はこちら>>>)
背骨骨折の常総ワンコが来た~アポロ~>>>
アポロ、カミングアウト>>>
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アポロ、お散歩する>>>


絶体絶命のピンチを乗り越え、動けるようになり、立ち上がれるようになり、

サポーターでのお散歩と、

じりじりとスキルアップしていくアポ氏。




オレっち、速いんだぜ!




そんなアポロに、なんと車椅子をご提供下さるとのお申し出を頂き、

早速、10月末にシェルターにて初めての車椅子体験とあいなりました。


O様が愛犬、アーク君のためにオーダーメイドで作られた車いす(K-9)。

アーク君が、難病のため全身が動かなくなり、現在はお使いではないとのことで、

アポロにお声をかけて下さいました。


アポロ、暖かいお気持ちを頂いて、本当に良かったね!!


アーク君も、アポロの車椅子調整を見守ってくれました。



O様、そしてボランティアのKさんが一生懸命、アポのサイズに合わせて調整を続けて下さいました。


通常、下半身だけの車椅子だと、上半身を固定するため背中にベルトを回します。

アポロの場合、背骨が骨折したままなので、その部分に当たることはどうしても避けなくてはならず、

上半身用のパーツを合わせて、背中を固定しなくても車椅子に乗る事ができるようになりました!!



ただ、上半身を固定していないので、最初は嫌がってビョンビョン跳ね、

上半身が車椅子からすっぽ抜けることも度々。


謎の器具を装着させられ、反抗するアポ氏


そんなアポを、優しく、忍耐強くサポートして下さるO様


そして、何度か歩き回るうち、この笑顔!!


自身が愛用していた車椅子に乗り、

慣れないながらも何とか歩くアポを、見守ってくれるアーク君。


アーク君の足だった大切な車椅子が、これからはアポロの新しい足になります。



車椅子の名前は、もちろん「APOLLO 13」!

月までは行けなくとも、アポロの世界はきっと、晴れやかに広がっていくことでしょう。


寝たきりで声も出せずとも、他人には分からないような小さな動きや表情の変化で、

アーク君の気持ち、要求が全て分かる、O様ご夫妻。

可愛いワガママだって、ちゃんとお見通しなのです。




こんなにも献身的に、深い愛情に支えられているアーク君は、

自信と安心に満ちているように見えました。


体は動かずとも、ボクにはお父さんとお母さんがいてくれる。

そんな想いが、アーク君の、大きな生きる力になっているように感じました。



車椅子はあと少し、最終調整が必要なため、また経過をご報告させて頂きたいと思います。


遠方より、アポロのために車椅子をお持ち下さったO様ご夫妻、アーク君、

本当に本当に、ありがとうございました。


調整して下さったKさんにも、ただただ、感謝ばかりです。


そして、アポロを遠くから支えて下さる、

フォスターペアレント様のW様、S様、Y様。

ご支援物資を送って下さる皆様。

アポロは頑張って日々を生きています。


たくさんの愛情に支えられていることを、心から感謝いたします。


アポロからも、たくさんの、ありがとう!!!

(byドラメイ)