常総の被災猫・ミーちゃん | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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台風18号による常総の水害で被災した猫・ミーちゃんのお話しです。

9月22日にミーちゃんは、常総から埼玉県の
お預かりボランティアのK様のお家にやって来たのです。

ミーちゃんは3歳のオス猫ちゃん。
猫エイズ・白血病ともに陽性です。(未発症)
しかし、こういう子はストレスに弱く、ストレスによって発症する場合もあるそうです。

預かりのKママさんは、そんなミーちゃんの健康状態に理解が深く、
毎日毎日、ミーちゃんのことを気遣って下さってます。

Kママさんとミーちゃんです。

ミーちゃんはしっかりとKママさんにつかまっています。
優しいのKママさん気持ちを十分にわかっているようで、
Kママさんにしっかりつかまっています。



26日の土曜日にKママさんから連絡がありました。

ミーちゃんが吐いてしまったと。
嘔吐物の中には毛玉があったそうです。

毛玉嘔吐は、猫ならよくあることだと、Kママさんはご存知です。
そんなKママさんは、

『我が家に来て、日も浅いので、ストレスとか、
それ以外の病気の原因があるかもしれないので、
明日まで吐き気が治らないようなら、
可哀想ですがまた病院に連れて行こうかと思うのですが、
いかがでしょうか?』
と、ご相談下さいました。

ミーちゃんの環境変化によるストレスや体調不良を心配し
診察をご提案頂いた上に、
猫の病院嫌いによるストレスまでも
お気遣い下さるとは、、、
もう、もう、ありがたいの上、びっくり(◎_◎;)対応です。

ありがとうございますm(_ _)m

診察結果は、胃炎を起こしているとのことでした。

洪水の時に、飼い主と一緒に救出してもらうことが出来ず、
ミーちゃん自ら水に飛び込み、行方知らずの数日がありました。

その間に、ミーちゃんになにがあったのか?私達には知る由もないです。
少なくとも、今ようやく預かりKママさんのお家に来て、
心休まる時間を過ごせるようになったのでしょう。

毎日、汚れた毛の毛繕いをしているそうです。
そんな状態ですから、毛玉を吐き戻したり、
胃の調子も悪くなったりしますよね。


被災した動物は助けられた時点でハッピーエンドでは、ありません。
そこから、心と身体のケアが始まります。
預かりをしてくださるボランティア様には、
被災動物が心身共に健康を取り戻すための毎日が続きます。
シェルターでは、とても行き届かないケアをして頂きまして、
本当にありがたいことです。


日曜日に、預かりK様のお家へおじゃまさせて頂きました。

『お客さんにゃ?』

ほんの5日間で、毛並みがホワホワです。



『誰にゃ?』

この大きな足。洋猫とのミックスでしょうか。


『何かようですか?』

しっぽは、クリンクリンの鍵しっぽ。
丸いしっぽに見えます。


『何話してるのかにゃ~?』

Kママさんとお話し中は、ずっと二人の間のテーブルの下で、聞き耳を立てています。
なんだか、話しの内容がわかっているようなお顔のミーちゃんです。


『なんだか、僕、眠くなってきちゃったにゃ…』

大好きなKママさんの声を聞きながら、うつらうつらなミーちゃん。


ミーちゃんのことで、Kママさんのお話しは次から次へと、
愛情たっぷり とどまることがありません(^.^)

この週末のお出かけ予定も、
『ミーちゃんが心配で…』
と予定変更してくださいました。


私が帰宅後のミーちゃん写真を頂きました。

『Kママさんは、僕が守るんだにゃ~』
と思っているのか?怪しい私が帰宅すると
Kママさん警護の任務を終えて疲れたようです。
ソファのクッションにしがみつきながら熟睡だそうです。



普段のミーちゃんショットも頂きました。

洗濯機に入ってるミーちゃん。
あんまりKママさんのお仕事の邪魔しないでね。



ミーちゃんは、身体がとっても大きくて、顔周りの毛が長く、ゴージャスな猫ちゃんです。

今は痩せているので4kg台ですが、これから栄養をつけたら、6kg台になるかも?

Kママさん、ビックでゴージャスなミーちゃんをどうか、よろしくお願い致します。


(byよっちゃん)
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