4月4日(土)はお昼をはさんで定例会がありました。
猫舎2Fの台所とお隣の部屋をつなげて、ちょっとした座談会風です。
椅子に腰かける人、畳に座る人、それぞれお好みに。
皆さんのご意見を聞いたり、提案をうかがったり。
これだけたくさんの方が関わってくださっていると、知恵も集まります。
皆さんそれぞれの生活上の体験や失敗経験から、アイデアが寄せられ、
「これはあきらめる、これは優先課題に」という適度な割り切りやここぞという線引きが
できるようになります。
寄せられた工夫や情報が、みんなの共有財産になります。
メールのやりとりでは不可能な、
互いに目の色を見て、顔の表情を見て、膝をつきあわせての話し合いが、やはり大事だと感じます。
曜日によって会うスタッフも限られるので、すれ違いも生じやすいからこそ、
月に一度の定例会は、ありがたい場となります。
、
この日も、さまざまなアイデアが出されました。
作業の効率化のため、和尚さんからは、皿の形を統一して洗い物の時間を短縮する提案がありました。
また、朝のボランティア確保のむずかしさをいかに乗り越えるか、
2Fの倉庫を新たな保護部屋として使えないかなどの話し合いも行われました。
支援物資を記録したり運んだり、まとめてくださっていたのは、
よっちゃんさんとしおりちゃんでした。
ラディアンテ静岡さん
http://ameblo.jp/radianteshizuoka/
よっちゃんさんも、じつはここのメンバー。
飯館の給餌や地元の保護活動にがんばってこられている
静岡の団体さんです。
このたびはよっちゃんさんを通じて、たくさんのわんこフードを頂きました。
ぶーちゃん用、シニア用、子犬用、そして療法食など、とりどりの種類と量に感激です!
代表の方とお電話でお話しました。
ラディアンテさんも大変なのに、よその茨城の団体にまで、ご支援を、、、
ありがとうございました。
子犬用の物資は、さっそくよっちゃんさんとしおりちゃんが、
センター引出の子犬の預かりをしてくださっているモコリンさん、圭さん、
うねうねさん、ラッキーさんに、それぞれ箱を用意してお届けできるよう準備してくださいました。
シェルターからのかえりみちに、モモクロさんとおかめで、
犬用のケージとともに、ご支援物資をうねうねさんのお宅にさっそくお届けしました。
常総の犬の1匹が、退院してすぐにうねうねさんのお宅にお預かり頂けることになったからです。
水曜日には、神奈川のボランティアさんのお宅で慣らしスタートです。
うねうねさんのお母様にもまたお世話になります。
うねうねさんは、一昨年より、センター引き出しの子犬たちの一時保護場所として
ご自宅を提供されてきました。
9年前のうねちゃんを始め、センターからの引き出しに奔走されています。
うねうねさんのおかげで、都内の預かり様が増えました。
夜には常総で妊娠後期だった猫2匹が手術を終えて、療養にやってきました。
この日は、あーちゃん搬送でした。
1週間、傷がいえるまで療養させます。
夜は、理事会が夜の12時までありました。
年度の切り替えなので、総会準備等、やることが山積みとなっています。
会計のちゃまめさんがいちばん大変です。
そして、5日(日)にやってきたのは、常総の犬のこわがり君です。
あーちゃんとラッキーさんが連れてきてくれました。
最初はケージのなかにおさまっていましたが
夜になって元気に動き回り、
すみっこに固まっています。
階段を下りて、玄関ホールに固まっています。
人前ではごはんを食べません。
抱っこしたら身を固くします。
こそこそと隠れようとし、すぐに土を掘るしぐさ。
しつこくしないように、だんだんと慣らしていきます。
玄関ホールにいたアンアンちゃん。
扁平上皮癌で耳を切りました。
この子のケージは2Fの廊下に移したのに、階段を下りてきて
常総のワンコの近くになぜか寄り添っています。
右端に常総犬。
左の椅子の下に、アンアンおばあちゃん。
人に慣れていない者どうし、通じるものがあるのでしょうか。
しばらくは、私はこの玄関ホールで、ごはんと仕事と睡眠。
交通事故の後遺症で首が痛く、すぐ横になってしまいます。
どうせ寝るなら、犬のそばにひっくりかえろう。
寝姿を見せるのがいいそうなので。
慣れない犬や猫を慣らすのは大変ですが変化したときの喜びも大きいのです。
これだけやってられたら幸せ。

仮名はケイイチ君です。
(獣医師の先生が、血液検査のために名前をつけねばならなくなったと、つけてくださいました。)
センターに入ったために、これから3週間、山猫亭で隔離をします。
byおかめ