1月9日、福島県楢葉町のTNR | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

線量の高い危険なエリアに残された猫たちを保護される結さんの活動をサポートするために、


日中は入れるようになった富岡エリアでのTNRを頼まれたのが2年弱前の3月です。




犬猫救済の輪の結さんとお話し、諸事情ににより、富岡・大熊での保護活動は、


これからは結さんが統括してTNRを徹底くださることになりました。





私たちは富岡・大熊から撤退します。





力及ばず申し訳なく思います。


結さん、そして周囲のボランティアさんたちにご負担をおかけします。





給餌をするなら徹底手術をしなければ、不幸な命が産まれてしまいます。


とにかく捕獲と手術を進めていかねばいけません。


かわいいとか、かわいそう、では解決しない、


とにかく暇さえあれば捕獲器をかけていき、徹底的にゼロにしていかねば。


結果を出さねば。






楢葉のエリアのなかで、CAPINにお寄せいただいた貴重な物資を給餌に使わせて頂くなど


私たちの会が関わっている給餌場所は10か所くらい。






この楢葉の10ポイントについて、まずは3月の出産時期まで、


集中して捕獲と手術を行っていきたいと思います。






nekonekoさんに住所を教わってナビでたどり着いた、楢葉のポイントです。


給餌をする方が複数おられるそうです。


猫を数匹みかけました。


とにかく捕獲器をしかけました。





捕獲器をセットしていたら


あの自転車の上にもいるよ、と、おじさんに教わりました。


おじさんに「飼い主さんはいるの?」と聞くと


いないよ、と。


「では捕まえて避妊去勢はしてもいいですね」


かまわねえよ、と。







廃屋と倉庫の間にも捕獲器を置きました。


ここには、12月にnekonekoさんが捕獲して、手術を終えて、耳カットのすんだシルバーの猫くんが


また入ってしまいました。


すぐに出します。





物置の中や物置の外。


通り道。


2匹が入りました。




あっという間に日が暮れて。





黒白くんが入りました。





今回は、午前中に病猫の世話や強制給餌があり、スタートが遅れてしまっため、


福島到着が3時近くになってしいまいました。




夕方からかけていき、捕獲は3匹でした。



(翌朝バジリコさんに高速SAで待ち合わせお渡しし、犬猫救済の輪さんの川崎にあるTNR病院へ


3匹は移動、そこで無料手術をして頂き、猫のマリアさんか私が、週末に福島入りして


リリースとなります。)





さらに捕獲器をしかけ、翌日nekonekoさんに回収を頼みました。


茶しろが入りました。





これは、10日におかめ宅に来て、今度の木曜日の、集団手術の日を待っているところです。


週末には、楢葉に戻れるのです。


猫も、私たちも、先が明るい。


譲渡でなく、淡々とリリースできるのは、ここが帰還困難区域でなく、人が戻っている場所だからです。






その点、線量の高い波江や双葉で捕獲をがんばっておられる方々は、


CAPINの何倍ものご苦労と覚悟をされています。






byおかめ


音譜I dreamed a dream