猫も死んでしまう可能性が・・・ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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福島県楢葉町では来年の住民帰還を前にして、9月から約2ヶ月間の殺鼠剤や粘着シートで大規模な鼠駆除を行なうようです。

しかし、楢葉町には原発事故以前に飼われていた猫達が現在も多く生き延びて暮らしています。


野良猫だって法で定められた 愛護動物。



殺鼠剤を使えば、その子達も食べて死んでしまう可能性も。


被災地で頑張って生き抜いている命を助けたい。 

なんとか殺鼠剤 だけは使用を止めて戴けないか・・・ 


自分も昨日、楢葉町役場にメールで問い合わせてみました。 現在、返答待ちです。




福島・楢葉町がネズミ駆除作戦 28日から住民説明会 河北新聞より

 福島第1原発事故で全町避難し、2015年4月以降の帰町を目指す福島県楢葉町は、避難で荒廃した住宅の衛生環境を向上 させるため、9月に全町的なネズミの駆除に乗り出す。近所の5~10軒単位で申請してもらい、面的に駆除する。一般会計6月補正予算に事業費1億9500 万円を盛り込んだ。

 楢葉町では避難中にネズミが大量に発生し、住宅の中がかじられたり、汚物で汚されたりする被害が広がった。町が今年1月に実施したサンプル調査では、回答した394世帯の76%がネズミの被害を受けていた。
 駆除は国の福島再生加速化交付金を活用する。7月28日から住民説明会を開いて申し込みを受け付け、業者に発注。殺鼠(さっそ)剤や粘着シートで駆除する。床下の害虫消毒も行う。駆除効果を高めるため1~2カ月で集中的に取り組む計画だ。
 町によると、町内には東日本大震災前、2700軒の住宅があったが、震災や避難に伴う荒廃で700軒が取り壊される見通し。駆除は残り2000軒のうち1500軒程度での実施を見込む。町民の自己負担はない。
 町は同時に、家屋内の清掃費用の補助事業も早ければ8月末から実施する。町が設置するコールセンターを通して業者に頼んだ場合、15万円を上限に助成する。6月補正で、事業費1億8000万円を計上した。
 楢葉町生活支援課は「住宅の荒廃が帰町の妨げになるとの声は多い。大工の人手不足など課題もあるが、可能な限り改善し、帰町できる環境を整えたい」と説明している。


(会員nekonekoさんブログより)