子猫のレイン、大学猫まるちゃん、富岡チャオ、春日まりも、大学猫サラ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


6月22日、日曜日。




雨のなか、庭に子猫がいて、明け方から泣き続けている、





どうすればよいかと相談がありました。


傘がさしかけてあるので捨てられたのだと思う、と。


もう夕方になっていました。





雨のなか、このままだったら衰弱してしまうので、


温めて病院に連れていってあげてくださいと話しました。






雨の日曜日、捨てられて、おなかをすかせて一日鳴いていた子猫に、ラッキーさんがレインと名付けました。


佐久間動物病院で入院となり、数日して退院となりました。






残念ながら、白血病陽性でした。お母さんからの母子感染?


このままでは譲渡、きびしいでしょう。


こんなに可愛いのに。。。












ペットボトルにお湯を入れて猫を温めます。


夜はうすらさむく、ぬくもりがあると子猫はほっとします。



いまはこんなに可愛くなりましたが、


保護時はこんなでした。   ↓



(写真byあーちゃん in 佐久間動物病院)


保護されたときの写真。


風邪がひどく、くしゃみと熱で、急きょ入院。


26日、食欲が出てきたそうで、退院となりました。








依頼者のご家族は、この子猫ちゃんを引き取ることはできないそうで、


シェルターボランティアにも入れないそうです。







シェルターには白血病の部屋はありません。


風邪ひきの猫はシェルターには入れられません。


白血病陽性でミルク必要、風邪ひき、の3重苦の猫を預かってくれるところもありません。


どんどん多頭の道の深みに転がりこんでいく自分。

どこに放り出せるでしょうか?


関わった限りは、やるしかない。




白血病の陰転を願って、インターフェロンの投薬をさっそく27日からスタートしました。


最初の5日は毎日通い、そのあとは毎週です。




Fラッキーさんから、相次ぐ保護子猫ちゃんたちのためにカンパをもらいました。


Fラッキーさんだって、子猫を保護しているのに。


申し訳なくて泣けてきます。


レインのインターフェロンに使わせて頂くことにします。




「もし陰転しなければ、ロンやミトといっしょに遊んで暮らそう。


どっちでも、大丈夫だよ、レインちゃん。


雨のなか、助かってほんとうによかったね、


やさしい小学生の坊やが、助けてほしいとご両親に頼んだからだよ」



覚悟は決めましたが、でも陰転してほしい、長生きしてほしいです。


この子のためには。



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こちらは先日保護したさくらこちゃんです。


今日、27日には病院にいってきました。


まだ600gです。


風邪の症状。


風邪薬と目薬を続け、体重が増えたら(800g)ワクチンすることになりました。




リンスがミルクやり。


小学校のときから子猫育てをしていたので、猫の扱いはまずまずです。




最初はシリンジから飲みなれていないようで、


時間がかかりました。


だんだん慣れてきて、ずいぶん飲めるようになりました。


血液検査はまだです。


大丈夫かなと心配になります。




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まるちゃん。

6月26日(火)、


口内炎がひどくて、お口が痛い、最近はッスープも飲めなくなったので、


プリン先生に連れて行きました。



骨肉腫も、半年前に比べて倍にふくらんでいます。


でも、肺に転移していない、比較的元気で食べてくれているまるちゃん。


FIV陽性だから、発症すれば、どうしても口内炎がひどくなります。


だましだまし、お注射で痛みを散らしてきました。


(右が年末の写真)

コンベニアのお注射を打っていただきました。


今日6月27日には、スープを完食したとのうれしいニュースがともちゃんから届きました。


内田さあやちゃんの里親様はじめ、ご心配くださる皆様が、まるちゃんにくださったスープなどを、こうして


口にして、なんとか命をつないでいます。


ありがとうございます。



つくば市の外国人留学生の相談に応じて、子猫とお母さん猫を捕獲。

子猫はともちゃんのお部屋で慣らしをして里親会へスタンバイしてもらっています。


お母さんのまりもは、シャー猫です。


顔の傷は、真菌か?捕獲器でぶつけたものか?


この日はネットに入れてプリン先生に診察をお願いしました。



真菌ではないだろう、傷でしょうとのことで、コンベニアのお注射をぷすり。






こちらのデカ猫はチャオくん。FIV陽性なので、早めの治療がいいわよとスマイルさん。

くしゃみが始まったので、連れてきました。

ビブラマイシンを与えることに。







サラちゃんは、真菌のくすりをのんでいますが、もしやアレルギーでは?と

調べてもらいました。

ステロイドのお注射をぷすり。

早くきれいになって、譲渡会に出られるといいですね。


シェルターの猫たちも、常に体調が気がかりです。


コンディションのよい猫は出ていきますが、体調の悪い子たちは、シェルターが終の棲家になっています。





まるちゃんにしても、口内炎がひどく、大学でのごはんはカリカリがメインなので、シェルターに連れてこなかったらもう命はなかったろうと思います。


保護した犬猫が安心して暮せる場所が確保できることは、とても大切。


シェルターが長く続けられますように。





byおかめ