男の居場所を探しだせ | 「自分の事は棚に上げて」

「自分の事は棚に上げて」

自由気ままに、思うがままに。
ブログはSNSに比べると、面倒な繋がりもなくて良いと最近 再認識。
フォローするのも自由だし、忖度してリアクションする必要もない。
本当に同調してくれた時にだけ、反応してくれれば。
それで良いと思ってます。

7〜8年前位。 友人の結婚式の二次会で余興演奏を頼まれた時に、(演奏する前に)軽く前置き話をした記憶があるのだね。

「○○君には、結婚しても、自分の居場所は是非、持っていて欲しいと思うのです。自分のくつろげる場所ってのは絶対必要だと思います。 そんな“男の居場所”ってやつを是非、作っておいて下さい。」

その時、と先日(11/17)の本庄市のライブの一曲目で歌った

「ロンリー・ストリート・キャフェ」

♪誰からも遠く離れて いつか何処かへたどり着く
 俺の居場所へ辿り着く
   ・
   ・
 俺の居場所を探してる
 俺の居場所を探してる
 俺の居場所は、ロンリー・ストリート・キャフェ

時間が次々、前後して申し訳ないのだが、'89年の3月、忘れもしないちょうど大学の卒業式の日、偶然 吉田拓郎の東京ドームLIVEの日だったのね。
拓郎氏が東京ドームでライブをやったのは、後にも先にもその時だけ。

俺たちは、卒業式を終えると水道橋に向かったのだ。
今はもうちょっとマシになったのだが、その時のドームの音響ったらヒドイもので、もうワンワン反響しまくりで、歌詞もよく聴き取れない。

拓郎氏も
「ここは、割と、もう〜 ワンワンいってて、音がよくわからない。雰囲気だけ味わって帰れ、と言うしかないと、リハーサルをやっていて思いました。。」

みたいなMCをしていた。

ただ、その時のライブのアンコールの1曲目にバンドを付けず、一人弾き語りで演った「ロンリー・ストリート・キャフェ」という曲がもの凄く良くってね、もう鳥肌ものだったんだよ。

レコードのバージョンみたいに、軽く歌い流す感じじゃなくて、もう吼えまくるといった感じでね。 逆に物凄くリバーブの聴いてたドームの音響もこの曲では効果的だったんだよ。

それを最近、ふと思い出して、
ああ、ライブで歌ってみたいなー。
って、思ったわけで。

そうしたら、今年3年ぶりに拓郎氏、復帰ライブをやったのだけど(俺はチケット外れて観なかったけど)どうやら一曲目だったらしいのだねぇ。

因みに、作詞作曲は、両人とも今は亡き、安井かずみ(詩)、加藤和彦(曲)。