今日は、在宅勤務だったので、なんとなくラジオを聴きながら、仕事をしていた。
そのまま、昼近くまでラジオをつけっぱなしにしていたら、
「こんにちは、加藤諦三です。」
『テレフォン人生相談』が始まった。
あ、なんか懐かしいなぁ。 まだやっているんだな。
で、なんとなく内容を聴いていたのだが、簡単に纏めると、以下の様な内容だった。
相談者は31歳の独身男性。 現在、交際している女性と一年あまり同棲中。
今月末に結婚の約束(予定)をしている。
が、
今日、彼女から“今のままじゃ結婚できない”というメッセージを貰ったと。
その理由が、
3日前、彼女の誕生日に、彼女の仕事仲間(男二人)と昼の食事会にいって、
その食事会の後に、彼(相談者)と会う予定だったが、そのうちの一人と浮気をしてしまって、すっぽかしてしまったと。
で、その人の事は少し気になっていると。
正直、そんな私と別れるのなら別れてもいいと。
でも別れたとしても、向こうの男性へは行かないかもしれない。
でも「今のままでは結婚できない」との事。
本日、仕事を早く切り上げて、これから彼女と話し合う予定なのだが、
彼女の云う通り、少し結婚を待った方がいいのか?
それとも彼女を説得して、踏み切った方がいいのか?
どうしたら良いのでしょうか?
大まかに云えば、そんな内容だった。
そして本日のアドバイザーは、幼児教育研究者の大原敬子先生。
そのアドバイスに少々驚いてしまった。
大原先生のアドバイスをかいつまんで書くと、
31歳にもなる貴方にとって、
もっと人間観察が必要だ。これを人生の肥やしにしなさい。
貴方は非常に感情的で短気な方だ。
そして猪突猛進型。
そんな貴方の性格を彼女は熟知していて、非常に物事をよく見ている。
ただ純粋な故か、貴方はきちんとした話が出来ない。
感情的になって、彼女になぜ?”なぜ?!と追求してしまう。
相手の女性に自分の感情を売りつけたいのだ。
誕生日に来なかったというのは彼女の確固たる意志。
貴方が彼女を好きならば、潔く彼女とは別れなさい。
彼女との関係の中で、貴方が学ぶべき事は、
“話し合う”という事と“話を理解する”という事。そして“気持ちを分かってあげる” という事。
そして、成熟した男性になれ、という事。
二度と彼女は戻ってこないと思う。
だそうだ。
どちらかというと、彼女の方に非があるハズなのだが、とにかく猛烈に彼の人間としての未熟さを凄く責め立てた。
彼女が大人で彼が子供。それ程 精神的に離れていると云われていた。 なんとまっ。
最後に加藤諦三先生までも、彼(相談者)の事を、
貴方は、今まで自分の意志というものが一切無いまま、流されて生きてきた人なのだ。
自分の人生のコントロールを完全に失っている何もできない人なのだという烙印を押し、
今日からは自分の意志で、自分の人生を生きてみて下さい、と締めくくっていた。
うーん。この相談だけで、彼という人間をそこまで定義付けて良いのだろうか…。
ちょっと驚いてしまったのだ。
相談者は最後、泣いていたけど。
(可哀想に。)
彼は、彼女の事をそう簡単に割り切れるのだろうか?
この相談、何処かスッキリしないんだなぁ。
他の方はどう思うだろうか?
良かったら、本日の番組が既にアップされていたので(はやっ)、聴いてみましょう。
そんなに長い話じゃないさ。