今、ライブを行う意義とは何か? | 「自分の事は棚に上げて」

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自由気ままに、思うがままに。
ブログはSNSに比べると、面倒な繋がりもなくて良いと最近 再認識。
フォローするのも自由だし、忖度してリアクションする必要もない。
本当に同調してくれた時にだけ、反応してくれれば。
それで良いと思ってます。

来月の自企画ライブの中止を宣言してしまった。
Facebookには、連絡の為、出演予定だった方をタグ付けし、以下の文面を投稿した。

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『8月度のヴァンガードライブ中止のお知らせ』

ここ昨今の爆発的な感染拡大に伴い、千葉県も緊急事態宣言の実施区域に指定されました。

今まで、まん延防止等重点措置(但し佐倉市は対象外)の間は、毎月悩みながらも何とか続けて参りましたが、今回はこの状況をさすがに重く受け止め、次回8/14(土)のライブを中止に致しました。
出演者の皆さま、申し訳ありませんが宜しくお願いします。

今のところ、8月のみを中止と考えており、9月は(状況次第ですが)実施を予定しています。

尚、8月に出演予定だった皆さんは、また改めて出演依頼をさせて下さい。
9月は出演者が既に確定している為、10月以降の依頼とさせて頂きます。
出来る限り皆さんのご都合に沿って実現したいと考えております。

よろしくお願いいたします。

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さて。
この文中に書いてある通り、
毎月悩みながら、続けていた。

完全無観客ではないが、基本お客さんは殆ど呼ばない方向で、派手な告知などもせずに行っていた。

それでも、結構お客様がいらっしゃる月が時々あった。
勿論、お客様がいれば俄然モチベーションは上がるわけだが、手放しでは喜ぶわけにもいかず、なかなか複雑な心境だった。

・お客さんが多ければ嬉しい反面、こんなに集まってしまって大丈夫なのか?と心配してしまう。

・いなければいないで、密は回避出来るが、そもそも何の為にライブをやっているのか?わからなくなってくる。

どちらにせよ、ネガティブな考えが頭をよぎってしまうのだ。

今、経験したことのない爆発的な感染拡大 真っ只中。
昨日(7/31)の新規感染者数、都内4,058人 千葉県内792人。恐るべき数だ。

この感染拡大とオリンピックの因果関係が何処まであるのかはわからない。
ただ、開会式の時などは国立競技場の周辺にかなりの人が集まり、深夜まで減らなかったという。
オリンピックは無観客となったが、今のこの状況はどうなんだろう。

それでも、テレビで観ていて開会式はなかなか素晴らしかったと思ったし(バッハ会長の挨拶が長かったのはさて置き)、日本の選手がメダルを取ったりするのを観ていると、思わず感動してしまう自分もいるのだよ。

人の感情とはやはり複雑である。

ただ、SNSなどの投稿で、
「オリンピックのチケット取れていたのに、無観客になってしまって本当にガッカリ。観に行きたかった!」
などと、手前の欲望さえ達成すれば良いような投稿を目にするとイラついていた自分がいた。

毎日、果敢にライブの宣伝を大々的にしている投稿を見ても、やはりイラついていた自分がいた。

俺がSNS(Facebook)から、少し距離を置き始めたのも、その様に他人の投稿を読んでイラつく事が多くなってきたからなのだ。

読まないシンプルな生活は悪くないぜ。

自分は未だに、防音、密閉型のライブハウスでの出演は控えている。バンドのスタジオリハもだ。

果たしてこの状況は一体いつまで続くのだろうかね。

そして入院中のお袋にはいつ会うことが出来るのだろうか。