長い直線の幹線道路、住宅地を通る迂回道路には「トペス」を 1
6月25日のNHKの「クローズアップ現代」で北海道砂川町で起きた悲惨な交通事故が取りあげられていました。
飲酒運転、スピード違反、信号無視ははもちろんとんでもないことなのですが、コメンテーターの小佐井良太さんが、事故の起きた道路のように20キロ以上も直線道路が続くところには、ところどころに道路にコブのような突起物をつくってスピードを抑える工夫が必要だといった趣旨のことを述べていました。
私もこの意見に賛成です。
実は、1988年、今から27年も前のことですが、メキシコ、ユカタン半島を車で数百キロ旅行したときにおどろいたことがありました。
道路は固い土だけでできており、車が走ると猛烈な砂埃がわきたちます。ところどころにポツンポツンと集落があるのですが、集落に入る手前には信号はなく、丸太を半分切って道路に渡したような突起、コブがあるのです。トペスというのだそうです。
車は必ず時速20キロ以下ぐらいに減速しないとあぶないので、否応なく減速します。
おかげで村落の中を車はゆっくり走らざるをえないのです。