がんであることを告げる | ボヘミアンのブログ

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がんであることを告げる



私が「がんで死ぬのも悪くはないかも」を書いてから、もう7年がたちました。で
も、医療全体、あるいは「がん」を取り巻く環境はほとんど変わっていないようです。相変わらずと言ってもよいのかもしれません。


たしかに、がんの患者さんにがんであることをひた隠しに隠すようなことはなくなりました。ただ、がんであることを患者さんに告げるのが患者さんも自分の立ち位置をしっかり自覚でき、その後の治療のためにも患者、医師双方にとって有益である、そのような考えでがんであることを告げている例はかえって減少しているような気がします。

がんであることを告げないと訴えられる、そのような考えから、いわば防御的にがんであることを告げることがどうやら多いようです。
それではがんであることを告げる意味はあまりないと思います。