ブックランドフレンズのこんぶさんから薦めてもらって、この本を読んだ。

 

「伝えることから始めよう」高田明著

 

そう、ジャパネットたかたを創り上げた高田さんの本だ。

 

実は、高田さんのことは大好きなんです。

 

ジャパネットたかたを創り上げた人として大好きというよりは、
いま現在、J2のサッカーチーム「Vファーレン長崎」の社長をしている高田さんが好き。

 

僕自身も、いろいろなところで地域の活性化のお手伝いをさせてもらいますが、見習うべきところがいっぱいあります。

 

なによりも、地域の方々が「高田さんが言われるなら、私たちもやるしかない」
そんな信頼関係を築いておられるところが素晴らしい。

 

そして、Vファーレンの経営改善のプロセスを知って、この本を読むと、やっていることが全く同じ。


動いて、人に触れ、人の話を聞き、課題を見つけ、解決策を用意し、すぐ行動をおこす。

 

※これは、勝手に共感しているのですが、高田さんもやっぱりコト売りなんだと。売上よりも「人」をみて、「人」にふれ、「人」の中にあるコトを中心に考える。一緒なんだよなぁ~と思います(笑)

 

本当にシンプルなことなんだけど、スピードをもって回数をこなすと、自然と力がついてくるんですね。

 

高田さんは、テレビショップの現場にいるときは、生放送でも台本なしで、その場の反応と、売り上げの伸びを見ながら臨機応変に話をされていたそうです。

 

もちろん最初からできたとは思えません。

 

この本を読んでいると「特別な才能」もなかったのだと実感します。
ただ、繰り返し、繰り返し、お客様のコトを考えながら続けただけ。

 


「今を生きていれば、人生は拓ける」

 

これが、この本の一番最初に書いてある言葉です。

 

 今、目の前のコトを一所懸命

 そして、

 「何のために仕事をしているのか」という目的を明確にする

 

3年先や5年先のコトを考えすぎても分からない。

過去を悔やんでも、未来の心配をしてもどうしようもない。

 

【大きな目的と、目の前のコトに一所懸命】

僕自身も、この2つを大切にしていきたいと思います。